








「毒怪竜」
ギギネブラ
Gigginox
飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 奇怪竜下目 毒怪竜上科 ネブラ科
全長約982.80〜1288.56cm
全高約397.8cm
脚の大きさ約148.8cm
・狩猟地
凍土
・概要、特徴
凍土に棲息する飛竜で、伸縮性のある体躯が特徴的。
奇怪竜フルフルとは比較的近縁の種で、同じく目は退化している。体内に猛毒を有することから「毒怪竜」とも呼ばれる。
白い体は分泌される体液により常に濡れているような光沢を放っているが、この体液は体温の低下を防ぎ、一定の温度を保つ役割を持つと考えられている。
また、 頭を保護するために頭と尾の見分けがつきにくいように擬態しているが、その違いはその色で見分けられ、尻尾は発光する毒腺の部位の色が暗い。
ほとんどの種において頭部は明るく尾は暗い色をしているが、興奮状態では全身が尾のような警戒色に染まる。
腹側の赤い部分は非常に細かい毛で構成された鉤型になっており、接地面の細かい凹凸に引っかけることで垂直な壁や滑らかな面も移動することができる。 また、張り付いた壁面や天井を音を立てずに移動するため、 常に体液を分泌しながら移動をしているという研究結果が出されている。
・生態
四足歩行を行う飛竜の一種で、常に四つん這いの姿勢で移動する。
薄暗い場所を好み、光のない洞窟を棲み家としているため視力が退化しているが、獲物や敵対者を温度で感知すると言われている。
狩りの際は自身が持つ毒で獲物を弱らせた後、氷漬けにして洞窟内に保存するという習性を持つ。
主に壁面や天井で休息や睡眠を取るが、睡眠時間は非常に長く、他のモンスターに比べて1日の活動時間は短いようだ。
頭部、腹部、尾部の3箇所に毒腺を持っており、この毒を使用して獲物を腐食させて食べやすくする他、外敵に対する攻撃手段としても使われる。
この毒腺は体の内部で毛細血管のように繋がっており、各毒腺から常に新しい毒素が血液から生産され、 循環している。
また、暗闇で毒腺が光って見えるが、これは毒を生成する過程の化学反応で光って見えるという説と、暗闇でも毒を使用する生物だと知らせる警戒色の役割を果たしているという説がある。
また、 興奮状態になると全身が黒い警戒色に変化し、毒腺が通常の状態よりも大きく膨らむ。 これは、興奮状態では大量の毒が分泌されることによって体内の毒腺に毒が流れ込み、その色で体色が黒ずむからだと言われている。
ギギネブラは雌雄同体で単為生殖が可能であり、1個体が雄と雌の役割を果たし、次々に産卵することができる。繁殖力は非常に強く、尻尾の先端の穴から至る所に卵を産み付ける。その卵は泡に包まれた卵塊状のものであり、ギギネブラの幼体ギィギは、卵から出たらすぐに活動を始める。
幼体であるギィギは凍土でのみ目撃されているギギネブラと違い、各地で棲息が確認されている。体液が乾燥したり雨に流されることを本能的に嫌うため、凍土のような気候が彼らにとって最適な生息地なのだが、 非常に多くの幼体を産むため、餌を求めて各地を移動しているのではと考える研究者も多い。
その考えから、そのうち凍土以外の地域で育ったギィギから、 寒冷地以外の気候に適応した個体が発見されるのではという説もあるようだ。
・食性
肉食性。
捕らえた獲物をすぐに食べることはせず、まず強力な毒で腐食させて巣に運び込む。
そして、自然に冷凍保存された獲物を、ヤスリ状に生えた短い歯を使って削りながら食べる。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1795079745798889763?s=19
また、保存した獲物の屍は食すだけでなく、天井や壁に身を潜め、死体を目当てに寄ってくる生物を狙うために利用することもある。
なお、獲物を丸飲みにする行為については、捕獲を目的としている他、獲物の全身に毒を浴びせるための行動だとも言われている。
・危険度、戦闘能力
外敵と遭遇すると不気味な叫び声のような咆哮をあげて威嚇を行う。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1795081277667684565?s=19
最も恐るべきはその猛毒による攻撃で、吐き出される毒ブレスは基本的には液状であるが、着弾すると同時に気化し、しばらくの間その場に高濃度の毒ガスを噴出し続ける場合がある。
また、柔らかな腹部は急所であるが、そこを狙って懐に潜り込む敵には腹側から大量の毒ガスを噴射して攻撃する。
頭部に対しての攻撃には比較的弱いものの、その頭部とよく似た形状の尻尾を持ち、遠目からではどちらが頭部なのか見分けが付きにくい。
また、身体を反転させながら跳躍したり、頭部で噛み付くかのように尻尾を振って外敵を攪乱し、急所への攻撃を防ごうとする習性を持つ。
興奮すると毒腺が膨らんで全身の毒素が強まり、それによって体が黒ずむが、この間は本来柔らかな頭部と硬質な尻尾の肉質が入れ替わるという奇妙な特性を持つ。
時には外敵との戦闘中に産卵を行う事があるが、これは孵化したギィギに外敵を襲わせるという戦法を用いるためである。
また、一定時間で炸裂する毒ガスの塊を産む事もある他、屈強な個体は卵塊を自らの背中に産み付けることで外敵が卵を破壊するのを防ごうとする。
他にも柔軟な首を伸ばした噛みつきは想像以上に攻撃範囲が広く、時には天井に張り付いてる状態から首を伸ばしてハンターを丸呑みにして毒を浴びせるなど、肉弾戦でも一筋縄ではいかないモンスターである。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1722883097040175290?s=19
・利用
奇怪竜下目の種からはアルビノエキスと呼ばれる体液が得られ、これには特定の薬の効果を倍増させる効能がある。
ギギネブラの素材は不気味さや悍ましさ、恐ろしさを感じるものが殆どであるが、皮はその不気味さに魅惑的なものを感じるマニアもおり、そうした者の間では非常に需要が高い。腹部の皮は防具の裏生地には最適の素材で、上質な物は汗と匂いを分解する優れた性質を持つ。
ギギネブラの素材を用いた武器には毒袋が用いられ、刀身からは強い毒を噴き出している。
その毒の強さは全武器でも有数であり、斬りつけた獲物の体内からどろどろに溶かし、細胞を腐らせ、僅かな傷でも死に至らしめる。武器によっては毒の専門的知識が無ければ使用者の命すら危ういという。
飛竜種の中でも特殊な生態を持つギギネブラの素材で作られた漆黒の防具は、深い闇に溶け込むかのようである。
漆黒と毒々しい赤とのコントラストや、 禍々しい爪を大胆に配したシルエットが美しく、幻想的なその姿は見る者を魅了する。ゴムのように伸縮するギギネブラの皮は体全体を程よく締め付けて、比類無き装着感を与える。雷や氷、毒に対して優れた耐性を持つ。
・ソース
MH3G
復刻ハンター大全pg 272〜273,388
https://www.4gamer.net/games/074/G007404/20091013062/