秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

飛竜種の書 奇怪竜 フルフル

2024-05-25 21:12:08 | 飛竜種












「奇怪竜」

フルフル
Khezu
飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 奇怪竜下目 稀白竜上科 フルフル科
全長約793.15〜1013.47cm
全高約448〜459.05cm
足の大きさ約135cm
・狩猟地
沼地、地底洞窟、雪山、氷海、寒冷群島、溶岩洞、未知の樹海など






・概要、特徴
洞窟などの暗く涼しい場所を好む、一見顔のないような見た目の飛竜。太古の昔から光の届かない場所で進化を続けてきたとされ、そこに適応した独自の特性を持つ。
眼は完全に退化しており、身体の色素も失われている他、甲殻や鱗も無く、粘液に覆われた真珠色でブヨブヨとした皮に包まれている。
全身を覆うこの皮は斬撃、打撃などを吸収し、尻尾は特に硬い。
また、その絶縁性で痺れることがない反面、毒物に弱いことが知られている。




体表には脈動する赤い筋が見られるが、これは皮膚に色素がないために透けて見えている血管である。


当初、フルフルの全身はカビに覆われており、装備や食料をかびさせる息 (ブレス)を吐く能力を持っていると考えられていた。その後の研究により、視力は完全に退化し、カビというよりはゴム質の皮膚を持つことが判明したのである。









首は骨の大半が軟骨で占められていることに加え、周辺の皮膚や血管などの器官は長さに余裕があり、柔軟性を備えているため伸縮自在。
長く生きたフルフルはその分首の伸縮性を失い、首の筋肉が衰え、普段から首が垂れ下がるようになる。こうなると獲物の補食などが満足にできなくなり、衰弱して死んでいくという。




吸盤のように進化した尻尾は壁や天井に張り付くことが可能で、内側には牙のような突起がぎっしりと生え揃っている。





翼は比較的小さく、長距離を移動する時にしか積極的に飛行しようとはしない。
そうした外見と他の飛竜種には見られない生態を多々持つ事で知られ、その事から「奇怪竜」とも呼ばれる。



その名の通り不気味な印象を覚える者が大多数であるが、一方で熱狂的なファンとなる人も稀に見られる。
フルフルの研究は現時点ではまだまだ途上にある。そもそも個体数があまり多くなく、発見自体も困難なため、その実像は謎に包まれている。
ちなみに凍土に生息する毒怪竜ギギネブラは近縁の種にあたり、外見や性質に多くの共通点が見られる。


余談だが、フルフルの生息する極寒の地には稀に「フルフルフルーツ」なるフルフルそっくりの見た目の純白の果実がなるという。






・生態
基本的には洞窟から洞窟へと移動するが、まれに洞窟以外の場所で遭遇することもある。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1648108918936309760?s=19
繁殖期および温暖期は冷涼な気候の雪山に棲み、そこが豪雪に閉ざされる寒冷期になると沼地に移動する個体が多いという。
また、意外なところでは灼熱の火山地帯と隣接した溶岩洞の地下水脈沿いの洞窟部でも生息が確認されている。

近年では時折岩壁に首を擦り付けるような行動が観察されているが、理由や意図はよくわからない。

https://x.com/gagieru_seltas/status/1515601662009765895?s=19






目は退化して視覚は失われているが、代わりに嗅覚が発達しており獲物の臭いを的確に追う。しかし、ある研究者の記録では匂いもなければ音も立てないものを察知したともある。
研究記録によれば、 フルフルは新鮮なケルビの死体を完全に無視し、そのすぐ隣で音を立てないよう縛られていた小さなネズミを襲ったという。




体から発する電気の力で獲物の行動を識別しているのだとも、生きた標的の体温を察知しているのだとも言われているが、捕獲された個体を調べてもこの能力に関する決定的な器官が発見されたなどということは無く、確たる証拠を得るには至っていないのが現状である。





休眠する時の他、狩りを行う際にも尻尾で洞窟の天井に吊り下がり、下方を通りかかった無防備な獲物を急襲するという狩猟法を用いる。
驚くほど伸縮する首を鞭のように振るい、獲物に叩きつけては鋭い牙で食らいつき、丸呑みにして血肉を啜る。
暗闇に獲物を求めて蠢くその様は不気味の一言。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515599281700233220?s=19





移動の際も天井を静かに這い回る事が多いため、熟練のハンターでもその気配を感じ取る事は難しく、気付けば頭上や背後に迫っていたという報告も散見される。
洞窟を訪れた時は常に周囲に気を配り、 フルフルの奇襲を受けないよう注意すべきであろう。
生息地周辺の村落では、村人や家畜が襲われる被害が度々報告される。





普段から動くこと自体が少ないため、地上に降りた際もその動きは鈍重であるが、体内には発電器官を持ち、体表に電気を流して身を守ったり、強烈な電撃を吐き出して相手を麻痺させるなど、その弱点を補う攻撃手段を有している。
長時間の放電の際には尻尾の先端を広げて地面に突き立て、アースの代わりとして扱う。


身体から放たれた電撃は水面を大蛇の如く這い回り、これにより麻痺した獲物を捕食する。
暗く湿度の高い洞窟に潜む生態は、放電体質のフルフルにとって相性が良く、最良の縄張りともなっているようだ。
静かな場所に潜む性質と、壁や天井にも張り付ける隠密性に長けた生態からそもそも他のモンスターと接触が少なく、また、いざ喰らわれてもブヨブヨとした皮の下は脂質の層でしかなく、食いでがまるでない。そのため、捕食対象として見られていないフシがあり、骸蜘蛛や恐暴竜の他に本種を捕食する存在は知られていない。
フルフルは雌雄同体で、 自分の体内で卵と精子を作り出して受精卵をこしらえる。
アプトノスなどの大型草食動物を雷ブレスで麻痺させ、その体に受精卵を産み付ける。
獲物が飛竜などの大きな生物の場合は、同時に多数の受精卵を産み付けるようだ。
卵は宿主の体内で孵化し、内臓などを食い荒らしながら成長し、内部を食べ尽くすと体皮を食い破って外に出てくる。
この幼体はフルフルベビーと呼ばれ、翼を持たず、ミミズのような姿をしている。 大きくなると変態し、成体となる。


雪山や洞窟内で鉱脈の割れ目をピッケルで叩いたところ、フルフルベビーが飛び出してきて噛み付かれるという事例が時折聞かれる。
フルフルの幼体は、沼地のような湿り気の多い場所で、ケルビなどの小型の獲物を捕食する狩猟生活をする。


・食性
肉食性。腐肉を食べる様子が観察されている。
ケルビやバギィなどの小型モンスターを丸呑みにする。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515598264891949056?s=19
https://x.com/gagieru_seltas/status/1794197488775389600?s=19
天井からぶら下がって食事することもある。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515598856213262339?s=19





・危険度、戦闘能力
外敵との戦闘の際には頻繁に咆哮を発するが、それは音量も然る事ながら非常に甲高く、多くの生物の可聴域外にも及び、聴くものに大きな不快感を与えるため、熟練のハンターでさえ対策無しでは耳を塞がずにはいられない。不気味な叫び声に身動きが取れなくなったところを襲われたという旅人もいる。
XX
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515602262990614534?s=19
狂竜化
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515646086693588992?s=19
RISE
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515602718211010563?s=19
外敵を確認すると口から強酸性の唾液を出したり、体内で発生させる電気で感電させようとする。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515596124731498496?s=19
時には電撃で麻痺させた相手を丸呑みにして攻撃することさえある。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1515600212827336705?s=19











突然首を伸ばして噛み付く、ゆっくりとした挙動からいきなり放電を始める、放電しながら迫ってくる、電撃を塊にして投げつけるなど、他の飛竜とは全く異なる特異な攻撃方法を用いる他、瞬間的に全身から放電したり、口から電撃弾を発射したりして獲物を麻痺させて襲う。
興奮すると青白い雷光を口部から漏らし、より強力な放電を繰り出すようになる。
危険度は土砂竜や絞蛇竜、雌火竜等と同等とされるが、地域によっては毒狗竜と同程度とみなされることもある。




・利用
奇怪竜下目の種からはアルビノエキスと呼ばれる体液が得られ、これには特定の薬の効果を増幅させる効果がある。
フルフルは謎の生態から長らく未知の存在であり、皮や牙なども最近の加工技術の発展でようやく素材として認知され始めたところである。
特筆すべきはブヨブヨとしていながら電気を通さない絶縁性の皮で、水分を通さず、通気性に優れている。今後の研究が待たれる。
ただしこの柔皮は熱に弱く、かつ、弾力性に富むので扱いづらいとは加工屋の言。
特殊な脂肪に包まれた肋骨は嘘か真か、ゲテモノ喰い好きには幻の食材とも。食べるなら脂のノった霜降りの赤身のほうこそ珍重されそうなものだが、こちらに関しては「何があっても食べてはいけない」とされている。
多くの血を吸ったフルフルの牙は闇に出回り、呪いの儀式に用いられるのだとか。




フルフルの素材を用いた装備は色々な意味で怪しい雰囲気や神秘的な雰囲気を漂わせているが、着用した時のしっとりとした肌触りの一体感や、ヒンヤリとした感覚の虜になる者もいる…らしい。
他の多くの防具が硬度によって受けるダメージを軽減するのと対照的に、このシリーズは素材がダメージを吸収することで防御力を高めている。
その生態の多くがいまだ謎に包まれているフルフルの素材を使用した武器群真珠色に輝くフルフルの皮や電撃袋など、 その性質の詳細が不明な物を使用しているため、構造自体にも不可解な点が多い。
フクロダタキは素材をそのまま活かした原始的な構造だが、 フルボルテージはさらに科学的な処理を加えたため、砲身を巨大にせざるを得なかったらしい。
フルフルベビーには珍味としての需要が少なからずあり、それなりの価格で取引されている。
山菜爺さんなど一部の竜人族にその製法が伝わる「フルベビアイス」、マカ漬けの壷にフルフルベビーを漬け込み、じっくりと熟成させて作られた食品「フルベビ漬け」など、フルフルベビーを素材とした料理も存在する。
軟骨が多いため、唐揚げなども美味しいかもしれない。熟練のハンターなら気合いを入れれば食べられるかもしれないが、あまり推奨はできないという
・ソース
MH4G
MHXX
MHR:S
モンスター生態全書③
復刻ハンター大全 pg 65.88
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録 pg 166〜167
モンハンフェスタ 2008 メモリアルDVDブック