あなしうらめしあなかなし

2021-08-15 17:45:00 | 日記
戦後生まれの浅田次郎氏が描きだす
戦争のさなかのお話、
短編集

奇妙にもリアリティを感じて、
説得力がある….

太平洋戦争で亡くなった人々のうえに
いまの日本があると考えさせられる…
「英霊」と呼ばれる人々の礎の上に
立っている現代の日本を





…倉本聰氏の「歸国」を観た時にも
たまらない気持ちになったけれど

いまの、この国を見て
果たして
どんなジャッジが下されるだろうか…





…煉獄さんの『こっちにおいで、少し話をしよう』に、一瞬、
既視感を感じたのは

昔、聞いた
空襲にあって勤労動員の少年たちをかばって瀕死の学徒兵(ペーペーでなくて階級つき)の逸話のようだったから



…無限列車には入れられてなかったけど
炭治郎くんが煉獄さんの生家を訪ねて
いまわの際の言葉を伝えるシーン、

昔、聞いた
『同じ部隊の生き残りの3人が(書いて残すことができなかったので)遺言を3分割して、それぞれ記憶してご遺族に伝えた』
って話を思いだす

吾峠呼世晴先生は
いまどき珍しく覆面作家だけれど
九州の福岡県出身ってウワサ
かなりお若いと思うのに
聴く機会があった?





 (ネットプリントの図案、BL寄りのファンのあいだでは『結婚式みたい♡』とか…?





私には

戦争時、
軍に徴兵される直前、
写真館で撮る写真のよう、と思えた

かわぐちかいじ氏の「ジパング」
日下さんは軍刀持って乗り込んでるし、

写真撮る時に軍服に刀も一緒に撮るんだよな…

ゼロ戦の訓練施設があったから古くからある写真館だとそんな逸話も残ってるかもしれない…)