一体意識は果てしない
果たして、一体意識を持つって
どういうことだろう
家族という
小さなグループの中でも、
小さな葛藤があったり
仕事や学校をとおして、
社会では、
自分なりに頑張ったり、
頑張れなくなったり
次に、そんな社会の集まりから
地域や県や国が出来て、
助け合ったり、助け合えなくなったり
そうして、自分のいる場所が
心地よかったり、
反対に
自分のいる場所はここじゃないかも
なんて思ったり
そして、次に世界に飛び出して、
言葉や文化、宗教の違いとか
様々な違いを感じて、
日本はいいなぁと思ったり、
海外で住もうかなぁと思う人もいたり、
外に住んでみると、
もっと大きな世界をみたくて、
宇宙飛行士になりたいなぁと、
訓練して宇宙に飛び出したりする
人さえいたり
宇宙にいくと、
銀河の中で地球を見て、
あのひとつの星の中で、
物凄く細かく分かれていたんだなぁと
思ったりするみたいですね
そんな想像の中で、ふと、
地球を含む沢山の惑星を包む空間が、
実はお母さんのお腹の中のような空間と
似ているのかもなぁと思いを馳せたり
そんなふうに感じると
大きな意識に包まれる自分は
宇宙の中の、
銀河系の中の、
地球の中の、
世界の中の、
日本の中の、
社会の中の、
家庭の中の、
母の中の
一部であり、
なんだか、目に見える全てが
母から始まり
宇宙の母に包まれて
大地のような大いなる母に還る
始まりも終わりもない宇宙の
母なる大きな意識の一部として
臍の緒のような
みえない糸に繋がりながら
天と地の間の空間の中で
一体となり
溶け込み
様々な色と音の世界の中で
ただ自分のパートを一生懸命
奏でながら
紡いでいる
そんな気すらします
一体意識は
元に還る意識かもしれない。
