大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

善き行いはためらわず

2024-07-21 09:46:00 | ひとりごと

昨日は茹だるような暑さ。彼女からのリクエストでサントリー美術館にいきました。徳川家の宝物を展示してあり、かなりマニアックでしたね。

しかし、外を歩くのはかなり危険な暑さ。観光名所はどこもオーバーツーリズムの影響で人人人。外国人はサントリー美術館にはひとりも居ませんでした。彼女は混雑を嫌がる、日本をこよなく愛する外国人。


美術館に行ったあと、麻布台ヒルズにのぼりたいといいます。私は、友達に麻布台ヒルズのことは聞いたことはありましたが、都会の高層ビルに自らすすんで行くことはないので、初めての経験でした。



サントリー美術館から歩いて15分。汗が滴り

ます。方向音痴の私は、結局、彼女に連れて行ってもらいました。どっちが日本人かわからない。


彼女は自称、鉄道オタ。日本の鉄道雑誌を買い、電車の話しを輝く眼で話します。私は、神話オタク。オタクはピュアだ!と持論を話し、大笑いしました。


日本の神話も学びたい、というので、オタクを伝染させようとしてしまいましたが、なかなか、英語で伝えるのは難しいですね。


日本をこよなく愛するのは、日本は古いものと最先端のものが至るところに共存しているからといいます。


麻布台ヒルズにのぼりました。ワンドリンクだけで、無料なので、東京タワーにのぼるより良いですね。そこからは、東京タワーが眼下に。素晴らしい景色です。




人間って、日本人って、すごいなと思いました。この街を創り上げる。なんだか、自然とは違うけど、すごいなと思いました。彼女は東京タワーの近くの寺?に貼ってあるポスターを以前みて、泣いたといいます。


善き行いはためらわず


当時は日本語がまだわからなくて英語で書かれた説明を読みそして泣いたと。


そして、麻布台ヒルズから東京タワーを見ながら私にあのポスターはあそこに貼ってある。私は、2年前から毎日、あの言葉をみない日はない。といいます。


それでは、このあと行こう!と私がいいます。そして、麻布台ヒルズを後にして、彼女について歩いていきました。お寺のポスターは、変わることがあるから大丈夫かなぁ、と内心思いながら小道を入っていきました。


そして、感動🥹。


そこには変わらずポスターがありました。




彼女の原動力。


それが、東京タワーという昭和時代の近代化のシンボル。都会のど真ん中。その喧騒の中誰も知らない小道の先の一角に。

人人人の東京。

外国人観光客が溢れる東京に、誰もいない静かな場所。

丁度サントリー美術館でみた徳川家の家紋が、屋根にある!と彼女が私に教えてくれるのです。多分、彼女の前世は日本人?笑。

いにしえのよきものを、近代化の中に融合しながら、創造し続けたTokyoという街の片隅にある1人の少女の心を掴んで離さない言葉。



17時を過ぎ、温度は落ちついたものの高まる湿度。このあと、電車に乗ると雷雨でした。雨にうたれることなく、私達は東京を楽しみました。

言葉が彼女を待っていたのか、、。

彼女がこの言葉に再会した場所には、お地蔵様と観音菩薩様が静かに佇んでいました。








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