今日は花金。施設は、いつもなら週末の最後の時間はレクレーションを
行っていた。しかし、今は違うらしい。それぞれのクラブ活動があり
イベントの企画や開催を話し合う時間になっていた。職員さんから
「ロンドさんは何部に入りますか?」と言われたので音楽部に入る事にした。
で、ミーティングが始まった。今回の議題は再来週に行われるカラオケ大会と
更に翌週のクリスマス会の企画を話し合うと、Aさんから聞いた。
Aさんの他には、Tさん。Yさんが居た。4人で話し合いを持とうと思ったが
TさんとYさんはパソコンを使って、カラオケ大会の練習をしていた。
Aさんが「カラオケ大会で皆が何を歌うか聞いてきます」と言うので
自分も付いて行く事にした。皆から歌う歌を聞き出して
カードに書き留めた。議事録を書き上げて、次はクリスマス会に何をするか
決めた。歌詞カードは自分がネットで探してプリントアウトする事になった。
しかし、Tさんと、Yさんとは話がかみ合わない。こっちはクリスマス会の
話をしているのにカラオケ大会に話題がすり替わってしまう。
そんな中でも何とかクリスマス会の出し物は決まった。
ここで職員さんから「進んでますか?」とTさんに聞いた。するとTさんは
「自分は分からないので、ロンドさんに聞いて下さい」と言った。
このセリフにカチンと来た。思わず「みんなで話し合って決める事では
ないですか? なのに自分は『知りません』とは、どういう事ですか?
今だって、クリスマス会の打ち合わせをしているのに、カラオケの練習を
して、どう言う事ですか?」と強い口調でたしなめた。
Tさんは「はい!すいませんでした!」と直立不動の姿勢で謝った。
Yさんはオロオロしている。Tさんは自分と同じ歳なのだが、社会人経験が
無い。なので仕事に対する取組みとか、皆で協力して何かを行うと言う
経験に乏しい。正直言うと、ちょっと頭も悪い。難しい事は理解出来ない。
Yさんは感情の起伏が激しい。1人でゲラゲラと何がおかしいのか
笑っているかと思ったら、何か壁に当たると、ベソベソと泣き出してしまう。
オロオロしているのは、何で自分が強い口調になったのか分からないからの
ようだ。泣きはしなかったが、ショックを引きずっているらしく、最後の
掃除の時間も、上の空で掃除をしていた。職員さんからは
「これからどうしますか?」と聞かれた。自分は「皆で話し合って
決めて行こうと思いますが、誰かが引っ張って行く必要があると思います」
と答えたら「それは誰がしますか?」と言われた。自分がやれば
チャッチャと終わらせる事が出来るだろう。しかし、それでは2人の為に
ならない。「来週まで考えます」と答えて、その場を凌いだ。
次のクラブ活動までに答えを出しておく必要がありそうだ。
なかなかの難題だ。とりあえず思い浮かんでいる案を実行してみようか?
きっと2人はオロオロするばかりで何も出来ないとは思うが…。
何をするかって? それは来週の金曜日に書こうと思う。
果たして成功するか、失敗するか、やってみよう。