『小さな無駄遣い。』の所で書いた雇用契約書を職員さんに手渡したが
「これじゃない」と言われた。職員さんが欲していたのは就職したばかりの
2019年度の雇用契約書だった。「家に帰って探してみます」と言ったものの
ある自信は無かった。不要な書類は不定期ではあるが処分している。
雇用契約書も、この時、処分した可能性が高い。「給料明細でもいいよ」とも
言われていたのだが、こちらは古い分は処分した事を
はっきりと覚えている。家に帰って、早速家探しをした。
重要な書類は1つのラックに入れるようにしている。端から端まで
探したが、見つからなかった。念の為、給料明細を見たが、1番古いのが
令和2年の5月からだった。ここで生命保険の証書が無い事に気が付いた。
あんな物は外に持ち出さない。それに契約者貸付で証書をこのラックに
入れていたので無い訳がない。しかし無い。仕方が無いので
コールセンターに電話して証書の再発行をお願いした。
ややこしい手続きをしなければならないのか? と身構えていたが
住所や氏名生年月日など一通りの事を伝えると
「では、郵送で送りますので」と、あっさり事が済んだ。念の為に
簡易書留とかで届くのか尋ねたら、普通郵便で届くとの事だった。
「何かないかな? 自分が2019年に在籍していた証拠が…。」と更に
探したら、令和1年度の源泉徴収票が出て来た。確か令和1年は4月からで
3月までは平成31年だった筈。「これなら行けるかもしれない」とカバンの
中に入れた。さて、この書類で間に合ってくれれば良いのだけれども…。
そして良い機会だから、不要な書類はビリビリに破いてゴミ箱に入れた。
しかし、コロナワクチンの摂取証明書も破いてしまって、慌てて
つなぎ合わせた。危ない、危ない。ラックの中にある書類は半分位にまで
減った。ちょっと気持ちがスッキリした。源泉徴収票で間に合うかな?
明日になれば分かるさ。ダメと言われれば「じゃあ、もうないです」と
答えれば良いのだ。気楽に行こう。