寝室に本棚が6個あって、大型本以外は、
奧と手前の二層にびっしり本が入っている。
これは私の分だけで、主人の書斎は別にある。
私の本はさらに押入やクローゼットも占領しているし、
主人の本は私の実家に預けてある。
しかし、親戚の葬式などに行くたび、
お棺の中に入る物は故人の好きだったタバコ1箱とか、
何かの表彰状とか、そんなもんなのだ。
所詮これだけしかあの世に持っていけないか、と思うと
処分する仕事にも勢いがつく。
さて、私の本は1000冊以上はあると思うが
いつも500冊くらいまでで蔵書目録作りを挫折してしまう。
とりあえず、流行の本で、一度読んだらもう
読み返さないだろうなというものをピックアップして
段ボール3箱分詰めた。
インターネットビジネスで有名な某所に
ネットで買取り依頼を申し込む。
10冊以上なら取りに来てくれるそうだ。
中世資料などの文献は慎重に選んで常時使うものを手もとに置き、
少しずつ近くの図書館に寄贈しようかと考えている。
三分の一くらいには減らさないと、本棚の奧に潜り込んで、
結局眠ったまま探せない本も多くてうまく回っていかないのだ。
自分の寿命というのはわからないものだが
事故や急病でもないかぎり、まだ当分は大丈夫?かと思うので
すぐに全部処分するわけではない。
そんなことをしたら生き甲斐をなくして早死にしちゃうかもだ。