The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

Invention in the Air

2014年11月10日 | ひで氏海外ミッション編
何はともあれ愛称セントレア空港からアメリカはデトロイトへ飛び立ったひで氏です。

長距離出張の多い人などはわかると思うが、飛行機の中での過ごし方というのは大事だ。特にいろんな制限があるエコノミークラスではなおさらだ。
私ひで氏もこれまで幾度となくこのブログでそのことについては書いてきたし、アクシデントにも何度も見舞われたことはこのブログの奇特な愛読者の方も記憶におありかと思う:

石をはらんだまま乗ったこともあるし(Stone in the Air
警察沙汰になってもおかしくない状況もあったし(Sleepless in the Air
持ち込んだアイテムが台無しになったり(Never Lose Your Smile
そもそもハード面で打ちのめされたり(Good Old Airplane

まあ我ながらよくもまあ毎回毎回、何かあるものだと思うと同時に、ありとあらゆる経験をしてきたので飛行機内での過ごし方にはかなり自分なりに極めた感があった。

しかし!

今回、「俺は天才ではないか」というライフハック術を偶然発見したのだ。

写真を見ていただきたい。


わかりにくいかもしれないが、パーカーを膝にかけている。するどどうだ、フード部分がちょうど足の間に小物入れとして絶妙な大きさでそこに登場するのだ。


失笑が聞こえたような気もするが、わかる人にはわかるはずだ。

そう、飛行機の中と言うのはイヤホン、本、携帯、枕、場合によっては耳栓やアイマスクなどやたら小物があるのだ。

「前に網かごがあるではないか」という人もいるだろう。しかしあの網かごは異様にテンションが高く何でもぺったんこになりものすごく扱いにくいのだ。たまたまフードつきの上着を着ていたことで発見した奇跡であった。

得意になった私ひで氏はいつもの如く、連続映画鑑賞に踏み切る。


ということで今回の映画はこちら!より臨場感を得てもらうためにトレイラーを紹介しつつ。

「Begin Again」
非常に見応えあり。キーラナイトレイが融通の効かないちょっともっさりした感じの役を見事にやってのけている。相手の男はMaroon5のボーカルのAdam Levineではないか。。。!途中音楽的にもビジュアル的にも迷走するくだり、なんかやりにくかっただろうなあと思う。エンドクレジットで見ると監督は大好きな「Once」を撮った監督だったので納得。バンドをやる人の気持ちを良く知ってるし、うまく作るなと感心。



「そして父になる」
上の余韻をほかの洋画で消したくなかったので邦画にスイッチ。「現代に起きた赤ちゃん取り違え」というテーマはなかなかに重いが、どうも入り込めなかった感あり。ここグワーっと来るとこでは、という場面がことごとくすっと終わった。そういう手法なのか、単に見せ方の問題なのか。後半は特に気持ちの移り変わりが急速すぎたような気がする。自分の中ではなんか「惜しい」作品。



「Boyhood」
大好きなあの「Before~」シリーズを撮った監督、リチャードリンクレイターでしかも、「同じキャストで実際に12年間ちょっとずつ撮りだめた映画」というその時点で興味津々。随所にリンクレイター節が炸裂しててそれを見るだけでも気持ちいい。日本でまだ公開したてか、未公開かわからないので細かくは書かないでおこう!



「マレフィセント」
ビジュアル完成度高すぎ。。。と思ってチェックしたいと思い見る。よくよく見るとやはり結構特殊メイクがなされている感じがした。が、それは映画なのだから良し。最後はうまく知られた「眠れる森の美女」と見事にリンクするものだと思い込んでいた分、衝撃の残る作品となった。




とまあ ご機嫌で映画を見続けていたところにスナックが運ばれてくる。プレッツェルだ。

調子よく完食したあと、ちょっと音量調整のために目の前のモニターをいじり、手を戻した瞬間、腕が空っぽのプレッツェルの袋にあたった。

プラスチックの袋は樹脂のトレイと相性抜群に滑り、私ひで氏のボディのほうへとスライドした。一瞬の出来事だった。

袋の底に残ったプレッツェルの食べられないほど小さい残骸と、ナノレベルの無数の塩がフードの中に落ち込んでいったのは言うまでもない。


帰ったらやろうと思っていた特許申請はやめとこう、と思った。


次回アメリカ本土編、これまでに体験したことのない想像を超えた事態が発生。




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2 コメント

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Unknown (ひで)
2014-11-13 13:14:05
のぞみさん

あり得ないほどのポジティブ思考、励みになります。
でも、魔よけの意味は全然なかったみたいです。
なぜなら。。。
近々書きます。
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旅の序章 (のぞみ)
2014-11-11 19:08:36
早くも…(必死に笑いこらえる←すみません)

きっと、きっとね、
旅の無事を願って

プレッツェルが、
自ら魔除けの意味で
塩を巻いたのでしょう。。。
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