世間を知らなすぎ？

ジャニーズ事務所の記者会見に「NGリスト」があったと大騒ぎしているようだが、もしその存在を知らないマスコミや記者がいるとしたら「世間知らず」と言わざるを得ない。

前回や今回の記者会見は運営側にかなり問題はあったと思うが、危機管理として危険人物リストを作成したりするのは当たり前であり何も今回の会見だけの話では無い。

むしろ外部に出るはずのない資料が出たと言う方が問題である。

主催者側は今後もマスコミを集めるのであれば、実施方法を精査する必要があるだろう。

マスコミを集めるだけが手ではないはず。

限られた時間で受け答えするのは物理的に無理があり、記者からの不満もでる。

「報道正義」を信じているジャーナリストには特にそうだろう。

また、全国放映されている記者会見であの醜態はとても「報道正義」をうたっているジャーナリストには見えない。

変革はマスメディア業界にも必要って話だと思うけどね。

子どものケンカ？

なんら業界の非を認めず、相変わらずジャニーズ事務所を叩いている一部のマスコミは、自分たちがやっているのが報道正義だと思い込んでいるにしても主張していることが幼稚だと気付いていないのか、これが今の日本のジャーナリズムなんだなと痛感する。

商業誌であるからある程度のカネ儲けは仕方がないとしても目的はジャニーズ事務所を潰したいのか、報道正義で満足したいのか頭を傾げてしまう。

やはりカネ儲けが一番優先なのだろう。

そこにはジャーナリズム精神など存在しないのが悲しいことだと感ずる。

繰り返して言うが、今回の問題は一個人、一事務所だけではない。

マスコミ業界も問われているワケだ。

願うならこれ以上の「子どものケンカ」的な内容を煽るのはどうかと思うね。