世間を騒がしているビックモーターの保険金不正搾取問題から譚を発して様々な問題点が浮き彫りになってきているのだが、高度経済成長時にはある意味「当たり前」の企業風土であったと思わなくもない。
不正は犯罪であり許されるものではないが、営業職の過度のノルマやワンマン社長のパワハラなんてあの当時ではどこの企業でもやっていたこと。
時代が変わり企業コンプライアンスが厳しくなって「企業は人で成り立つ」ことが認められて今に至るが、まだあの当時の考え方が抜け切らない幹部もいるのだろう。
それほど営業職とはある意味自分を追い込んでいくわけだ。
私も「客の顔が札束に見えなければダメだ」とホステスのような事を言われケツを叩かれた時代があったが、今はスピリットは同じでもやり方が違う。
だが、売り上げが無ければ会社は潰れて社員は路頭に迷うことになる。
その辺りが難しいところだね。
ただ言えるのは企業コンプライアンスを守り社員を守ることができない企業は「糸へんに冬」になるのかもしれない。
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