認知症と向き合って

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

介護用パジャマ

2011年11月21日 12時23分22秒 | Weblog

今日は寒いですねェ~

寒さの苦手な私はつらいです

 

介護に付き物のオムツですが

オムツって気持ち悪いのでしょうね

 

トイレの場所がわからなくなってきたら、オムツやリハビリパンツが必要になってきますが

付ける側にとってはとても嫌で仕方がないようですね

近所の人が舅の介護をしていた時、漏らすようになったのでリハビリパンツをはかせていたそうですが

汚れると気持が悪くて脱いで、ベッドの下へ隠したり箪笥の中へ隠したりしていたそうです

 

私の母もそんな頃があったよねぇ

濡れたりハビリパンツを押入れに隠したりしていました

しばらく気が付かなくて着替えさせるときに~あれれ・・・・パンツが行方不明なんてね

 

当時大変だったよね

昼間はデイに行ってるので問題はなかったけれど、夜は悩みの種でした

パジャマを脱いでリハビリパンツを脱がない方法をいろいろ考えました 

 

介護用のつなぎパジャマなど・・・・・

 

入院している時(術後)はこのパジャマを着せられていました

パジャマには後ろ側や前の部分に鍵などついています

入院している時(術後)は鍵付きを着せられていましたが

着ている物に鍵が付いているなんて、かわいそうな気がしました

術後は仕方なかったのですが

 

自宅での鍵付きなどはどうしたものか・・・・

いろいろ考えました

パジャマのゴムを抜いて紐に替えました

紐はコマ回しぐらいの太さの紐です、これをゴムの代わりにしました

 

母の手がパジャマの中に入れても(掌が入るぐらいの余裕)紐を解かない限り、パジャマが脱げない状態

前でダンゴ結びを二度してから蝶々結びでその後始末の紐を自分なりに考えて結びました

これは大成功でした

パジャマは自分で脱ぐことが出来なくなり、悩みは解決しました

 

こんな手の込んだことしなくても~

介護パジャマのほうが楽なんじゃないの?って思うかもしれませんが

私は衣服に鍵などついていることがかわいそうに思えました

自分なりに考えた一番良い方法だったと思います

私はこの方法であの時の危機?を乗り越えました 

 

 

  

菊をバックに写真を撮ったつもりが~

あっち向いてしまったぁ~

 

黒豆グラッセとてもおいしかった


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のどかですねぇ~

2011年11月19日 12時58分46秒 | Weblog

お久しぶりの更新ですが

いつも訪問していただいてありがとうございます

 

今日は何回目?かの私の誕生日ですが

一年過ぎるのが早いですね

お祝いをするわけでもなく御馳走もケーキも用意はありません

なんだか悲しいですねぇ~

 

この日が元気で過ごせることが母にとって喜びかもしれないですね

 

横で母が居眠りをしています

目が覚めるとひざ掛けを捲ったり、ずりおろしたりしています

退屈そうなので、声かけしても無視しています

 

 

 

11月の初めに~

気分転換にドライブに行きました

目的もなくただダラダラと~

行きついたところが丹波篠山でした

途中、こんな素敵な家を見つけました

 

 

 

手打ちそばのお店だったのですが

水曜日は定休日で入れませんでした

庭もすごく風情があって写真を撮らせていただきました

 

スイレンが咲いていました

 

また機会があったら、水曜日を避けて行ってみたいですね

 

丹波まで来たらやっぱり栗ですね

こちらは焼き栗のお店がたくさんありました

1個味見

おいし~い

渋川煮よりも焼き栗のほうがそのままの味でおいしいですね

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初期の頃は~

2011年11月02日 00時06分56秒 | Weblog

早いもので11月に入りましたネ

エッ~   ホントに11月ですかぁ~って言いたくなるような気温ですね

今週は夏日だそうですが

どうなってるんでしょうネ

 

 

最近デイの送迎の時、何度か車の中から不安な声が聞こえてきます

認知症初期の人が不安で何か訴えているようでした

 

思い出せば・・・・

母が認知症初期だった頃~

 

家に帰りたいが・・・一日何十回続いたことでしょう

 

初期の頃は不安な日々が多く、デイに行くにも一苦労の毎日でした

 

この車で家まで送ってくれるので早く乗ってね

こんな日々が続きました

 

デイでも家に帰りたいとか不安な時間を過ごしていたようでした

帰りの車の中でもずっと不安で家に帰りたいとか~

誰かの傍にいないと不安で仕方なかったようです

家の中でも私がトイレなどに立つと追いかけてきました

 

自分の記憶が少しずつ、薄れていく不安でいっぱいなのでしょうか

すべて忘れてしまうと楽かもしれない~

でも少しずつ…少しずつ

薄れていく記憶に不安でいっぱいだったのでしょう

 

今・・・・

送迎の時に聞こえてくる利用者さんの不安の声

職員の男性も不安を取り除いてあげることしかできないって言ってた

話を聞いてあげること

これしかできないって言ってた

そうですね

これしかできないですね

 

傍にいて話を聞いてあげること

少しでも不安をなくして、安心して一日を過ごせること

 

当時は

私も不安だらけの毎日でした

遠い昔のことのようですね

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする