認知症と向き合って

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

ごはんですよ~

2008年09月29日 23時35分35秒 | Weblog
 3泊4日のショートステイから、夕方帰って来ました。

あまり眠れなかったのか、少々、お疲れ気味のようです。

入浴して帰ってくるので、夕食はゆっくりと、食べています。

食事中は、誰かとおしゃべりが弾んで、なかなか食べ終えることができません。

私とおしゃべりですか?

いいえ、私ではなく、誰かと話しているのです。

母に見える?誰かとお話しているのです。

時々、誰としゃべっているの?って、聞いてあげると、

ここにいる人としゃべっているのと、答えています。 ふ~ん・・・



カレーライスのように、スプーンで食べるものは、自分のペースで、

ゆっくりと、時間をかけて食べているのですが、

何種類か小鉢があるときは、ひとつのものだけを食べています。

これを食べて、次はこれを食べてと、教えてあげないと、

同じものばかり、口に入れています。

時々、お腹いっぱいで、もう食べれないと言うときがありますが、

その時だけは、介助します。

介助しなければ、食べませんから・・・・・

なるべく、自分の意思で食べてもらいたいですけれどね。



 朝から、どこのテレビ局も、ポール・ニューマンさんのことが、

放送されていました。

「明日に向かって撃て」のラストシーンが、話題になっていました。

映画史に残る名場面だとか、最後のセピア色がよかったとか。

ほんと、素晴らしい映画でした。

主題歌もよかったですね。

ポール・ニューマンさんは、「評決」ですが、

「評決のとき」に出ていたマシュー・マコノヒーさんは、

若き日のポール・ニューマンさんに似ています。

似たようなタイトルで、お顔も似ているなんて、不思議な感じです。 

慈善事業も、よくされていて、266億円ほど寄付されていたそうです。

自分のようなお金持ちから、たくさんの税金を取ればいいのにとも、言われていたそうです。

とても、素晴らしい人ですね。


最後まで、見てくださってありがとうございます。
また、ポチッとクリックお願いします。
    
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人的な話ですが・・・・

2008年09月28日 00時46分58秒 | Weblog
  先ほど、俳優のポール・ニューマンさんが、亡くなったと、

ニュースで見たのですが、

大好きな俳優さんだったので、とてもショックです。

海外のスターで、誰が好きですか?って、質問されたら、真っ先にポール・ニューマンさんって、

答えます。

ちょっと、古いかな?・・・・・ 

でも、大好きなんです。

タワーリングインフェルノに出演されていた時、とても格好よかったです。

それ以前にテレビで、20代か30代の頃に出演されていた、ビリーザ・キッド(左利きの拳銃)を見てから、

大ファンになりました。

出演されているほとんどの映画見ています。

ポール・ニューマンさんのような素晴らしい俳優さんが,亡くなることは、淋しいです。


数年前、チャールトン・ヘストンさんは、アルツハイマーであることを、

テレビで、告白されていました。

「ファンの皆さまの前に、姿を見せるのは、これで最後になります。

 皆さまは、私を覚えているけれど、私は皆さまの顔を忘れてしまうでしょう」と言われていました。

チャールズ・ブロンソンさんは、奥様のジルさんを癌で、なくされてから、

ショックが大きく、アルツハイマーになって、数年前、亡くなられています。

映画で見たあの渋い感じから、想像つかないです。

あの大スターも、アルツハイマーになるんだなあ~・・・・?何を言ってるの。

スターも人間ですから、病気にもなりますよね。

人生先のことは、わからないですね。


あ~~ 悲しいです。 

ポチッと、お願いします。
   
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ



























コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気分転換と思ったのに・・・・

2008年09月26日 13時21分20秒 | Weblog
  2002年の秋にもどって・・・・・

レビー小体病と診断されてから、妄想、幻覚と、戦い??ながら、毎日を過ごしていましたが、

たまには、気分転換にと思い、母のお友達の家に遊びに行きました。

10年ぶりに会った様で、お互いに嬉しさと懐かしさで話が、弾んでいました。

痴呆など、どこかへ飛んでいったような感じでした。

過去を振り返れば、あの頃はよかったなあ・・・・・

昔にもどりたい、あの日に帰りたい・・・なんて、思ったり・・・・・

いろいろ、話して楽しそうでした。

楽しい時間の過ぎるのは早く、そろそろ帰る時間に・・・・

母は、家に帰りたくない、ここにいると・・・・・

お友達が、泊まってもいいよと、言ってくれたのですが、

夜になると、妄想が始まっては、大変なので、連れて帰ることにしました。

家に帰って、しばらくしてから、お友達のお家に、

  「ふとんの下に、10万円置き忘れたから、探してほしい」と、電話をしています。

私は、慌てました。また始まった・・・・

母のお友達に説明をしたのですが、相手の方も、老人なので、妄想のことなど、

わかってもらえません。

翌日、相手のお家に行って、ゆっくりわかるように、話をしたら、わかってくれたのですが、

やはり、お金のことなので、いい気がしなかったようでした。

お金がなくなったなんて、言われたら、誰でもいい気持ちしませんよね。

   「○○さん、本当にごめんなさい」

その後、このお友達とは、しばらく会っていません。

気になるので、私一人で、尋ねていくと、母に会いたいと言ってました。

また会えたらいいのになあ~  



ランキングに参加しています、ポチッと、クリックお願いします。
更新の励みになります。
   
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ、眠れませんか?

2008年09月24日 23時05分02秒 | Weblog
  昨日は、深夜12時30分を過ぎても、まだ眠れない様子。

8時ごろから、妄想が始まり、誰かとお話している。

いったい、誰が見えているのだろうか・・・・???

時々、息子の名前を呼んでいる。そのたびに、もう寝ているからね。と言うと、

あっそう~と納得!

息子の名前は、毎日のように、言い続けている。

一人言でも、普通の会話なら、そのまま聞き流すことが出来るが、時々、怒り出すときがある。

返事をしなければ、ますます怒り出す始末。

もう、いい加減、寝てほしい。でも、寝そうにもない。

最近、どうして、寝つきが悪いのだろうか?

寝返りばかりしているので、シーツ・枕がずり落ちそう

だんだん、シーツを引っ張り、布団の中は、メチャクチャ、そのつど、直しに行くが、

また、しばらくすると、メチャクチャ!

ベッドから、手を伸ばし、何かをつかもうとする動作。

何か床に落ちているのだろうか、母には何かが、見えているのかも?

頭の中は、興奮状態、また、朝まで、眠らないのだろうか。

ひとり言を、いい続けて、4時間以上・・・・

もう、これ以上起きていて、昼夜逆転されたら、大変。

安定剤を、飲ませようとするも、興奮して飲まない。

しばらくして、口を空けたので、薬を飲ませるも、吐き出してしまった。

お水を飲ませても、吐き出し、ふとんは、ビチャビチャ。

怒っているので、1分ほど、知らんぷり・・・・

すぐに落ち着いたので、再び、安定剤を飲ませることに、今度は飲んだ。

しばらくして、睡魔が襲ってきたのか、睡眠状態に入った。

独り言を無意識に言いながら、眠りについた。

時計を見ると、午前1時45分、今日も一日、大変だった。



ランキングに参加しています、ポチッと、クリックお願いします。
更新の励みになります。
   
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ













コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お彼岸

2008年09月23日 20時01分00秒 | Weblog
 お天気もよく、お墓参りにひとりで行きました。

2年前までは、母と二人で行ってましたが・・・



2年前のお墓参りのことです。

私が、花立てを洗いに行っている間に、お隣のお墓の掃除をしているので、

   お隣さんのお墓でなく、自分の家のお墓の掃除をしてね。

   はい、わかりました。

お水を汲みに行って戻ると、また、お隣の掃除をしているのです。

よそのお家だから、しなくていいのと、説明すると、わかりました。

また、やってる。

何回同じことしているのでしょうか。

今度は、お隣のお墓を拝んでいるのです。

うちのお墓を、拝まないとダメ!と、言っても、

こちらのお墓も拝まないといけないの。だから、拝んでいるのです。

しまいには、怒り出すので、そのまま他人のお墓を拝ませることに・・・・

まったくの他人に拝まれているお隣のご先祖様、どう思ったのでしょうか。

お宅、どちら様ですか・・・? って思ったでしょう。

お墓に眠っている、父と兄はどう思ったのでしょうか。

笑って見ていたのでしょうか、それとも、嘆いていたのでしょうか。

私も、おかしいやら、情けないやら、なんだかよくわかりませんでした。

この日を境に、母と二人での、お墓参りは、出来ないと思いました。


あれから、2年お墓参りには、連れて行ってないので、

今度は、友達と一緒に連れて行ってあげなくては、と思います。


痴呆が進んでいくたびに、母の言葉使いが、敬語に変わっていくようになりました。

今は、もう敬語でしゃべっています。

母の記憶の中では、もう、私は他人なのでしょうね。


ランキングに参加しています。プチッとクリックお願いします。
      

 にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ       































コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする