朝、出勤前に「あさチャン」を見ていると
昨晩の、西武ライオンズVS楽天イーグルスで初勝利となった
西武ライオンズの佐藤勇投手の特集が出ていた。
佐藤勇投手は現在21歳だが、5歳の頃に父親と死別、母親ひとりの手で育て上げられた。
小学5年生でソフトボールを始め、地元中学で野球を続け、その結果注目される選手になったが
母親ひとりで家庭は裕福では無く、姉1人、兄3人は経済的余裕も無く、中学を卒業して、高校にも行かず、働き出したそうだ。
そんな兄を見ていて、自分ひとりが高校に進学する事に悩んだが、
その時に背中を押してくれたのが、長男のお兄さんだそうだ。
母親も、自分の物など買う事も無く、漬物やさんで働き、家庭を守り
末っ子の勇君を県立高校に進学させる事が出来たとか・・・
地元の光南高校に進学・・・甲子園こそは出場できなかったが
注目され、ドラフト会議で西武ライオンズから5位指名を受け、
プロ野球の世界に。
それから、4年後の昨日、初の勝利投手となった。
長男は、試合会場に出向き、応援
ウイニングボールは、その日のうちに母親の元に届けられたそうだ。
何やら朝から涙が出てしまった。
やはりハングリー精神が無いと上の世界では通用しないと感じた瞬間だ。
子供は、親の背中を見て育ち、親の苦労は、言葉にしなくても感じている筈だと思う。
一生懸命、送り迎えしてくれたり、応援してくれたり
弁当を作ってくれたり、洗濯してくれたりと・・・感謝しない訳は無いと思う。
今すぐに言葉に出来る子
将来言葉に出来る子
色々と居ると思うが、
今は、自然に応援する事が一番かと
佐藤選手は、お立ち台から戻った後
最初にお母さんに電話をしたそうだ。