「リールを買わなあかんな」・・・と終わった前回のあらすじ。
そして、月曜日近所の漁師に付き合ってもらい、大和田の釣具店にリールを買いに行った。
近所の漁師が選び、リール購入、そして店の駐車場でリールをセットしようとすると、何故か竿が折れていた!
仕方ないので、竿も買い明日の漁に向けて準備万端だ!
そして、その夜、野球の練習から戻った息子に、
「明日は、釣った魚で海鮮丼を作ってやるぞ!」と豪語した。
火曜日、早朝5:30起床・・・嫁はんにおにぎりを作ってもらい出発だ!
先ずは、三国の雄島での漁の開始だ・・・
港に付くと、うようよと魚が泳いでいる!
大漁の予感だったが、イカは釣れない・・・
仕方ないので、サビキで遊ぶ事にした。
アジや、石鯛の稚魚くらいはうようよ釣れる。
しかし、肝心要のイカが釣れない・・・これでは海鮮丼なんて作れない・・・
そこで、漁場を変更・・・福井店の従業員達も集まってきた。
そして、違う漁場での何投目か・・・
しゃくりを入れると、重い・・・竿先にぐぐっと来た!
しかし、重い、めちゃ重い・・・
リールを巻く手も痺れてくるほどだ・・・そして数分間の激闘の末
釣れたのは、イカでは無く
こんな恐ろしい顔をした、オニオコゼだった・・・
近くで釣りをしていた人も集まり、、「絶対にさわらないで」と言うその人の指示で、100円SHOPで購入した、トングで処理したが
「超美味い魚ですよ」との事で、海鮮丼に一品目が出来た・・・
その後も、頑張ると2回ほど、あたりが来たが、不漁で・・・余りの暑さに本日の漁は終了となった。
しかし、ここで問題が・・・釣ったオコゼは生きているので、クーラーボックスに海水を入れ、持ち帰ることにした。
スタッフが釣った、不明魚も一緒にだ・・・
家に戻り、クーラーボックスを明けると
案の定、スタッフが釣り上げた魚は全滅だが、オコゼは元気だ!
急いで、金魚の泡ぶくぶくを入れてやり水槽に移すと
最初は、恐ろしい顔だった、オコゼ君も、何やら愛らしく見えてきてしまった。
暫く見てると・・・あかん!情移ってしまった。
どうしよう、飼育しようか?俺には殺生は出来そうも無い・・・
心が迷い始めた。
取りあえず、息子が帰ってくるまで待ち、見せてやり、家族会議をした結果
飼育は却下となり、刺身になる事になってしまった。
近所のすし屋のオヤジに調理をお願いして、最後のお別れをした。
そして、その夜の海鮮丼は
近所の近所の漁師に頂いた、真鯛と
スーパーで購入した、
マグロ、かに身、しらす、甘エビ等で完成
最後に海苔をかけて完成だ!
美味そうでしょ・・・
だいぶ、釣りもノウハウがわかってきたから次こそはBIGな獲物を狙いまっせ!乞うご期待だ!
ただひとつ、生き物を殺生している事は事実だと考えたが、そんな人間も食べなければ生きては行けない。
だから、全ての食物に感謝の気持ちを持って食べていこうと家族で認識出来た、いい1日だった。