月曜日朝起きると、鬼娘2号が珍しく早起きして外出の準備をしている・・・
聞くと学校だとか・・・たった30分の授業の為に、京都まで電車で向かい、又電車で帰るとの事。
勿体無いし、丁度京都店に行く用事があるので、至急支度をして、会社で車を積み込み、積載車で京都へ向かったが
授業時間は10:30から・・・間に合うわけ無いやん!
しかし!我々は車に関するスペシャリストだ・・・10時28分見事到着した・・・(法定速度は守りましたよ!)
そして京都で仕事を終え、鬼娘2号を乗せて福井へ・・・くたくただ。
そんな昨日は、お仕事が休みだが、恒例の犬の餌やりがあるので、早朝より会社へ。
そして、金沢の長男に原付バイクが納車されるので、そのまま下道で金沢へ向かったが。
驚いたのは、高速で行くより早く着くな・・・
そして原付バイクが納車・・・
ヘルメットや色々と買わされ、
早速ガソリンスタンドで給油の指導を行い終了。
そして、近所のスーパーに食事関連の買出しに向かった。
彼是買い物籠に品物を入れていてふと近くのおばさんを見た瞬間だ。
4年ほど前に亡くなった母親と後姿が同じだ・・・似ているどころでない!
その方の近くに行き、その方のお顔を拝見した瞬間だった。
「お母さんや」・・・世の中には似ている方は居ると言うが
似ているのでは無い・・・お母さんだった。
その瞬間に、涙がとめどなくあふれ出し。
その方には、失礼だがお声を掛けた。
僕「金沢の方ですか?実は亡くなった母親に余りにも似ているので・・・」
その方「そうですか・・・何年前に亡くなられたの?」
その声を聞いて、声までもが同じ・・・その場で母親に会えた嬉しさで声を出して泣いた。
泣いた・・・母親に会えた・・・涙が止まらなかった。
その方は、亡くなった母親同様、優しく、泣く僕の背中をさすってくれた。
お別れするのが嫌で、買い物が終わっても暫くその場を立ち去れなかった56歳の僕だった。
一緒に居た長男も「なんて婆ちゃんに似てるんや」と驚いていたが
スーパーの中で大声で泣く父親が恥ずかしかったそうだ。
今も中学生第二反抗期で悩まれている方々も多いと思うが、
子供にとっての母親の存在は大きいんですよ。
その後家に戻り、その話を鬼嫁にすると
既に長男から聞いていたそうだ。
又会いたいから、あの金沢のスーパーに行くぞ!
そして自宅で1人酒を呑みながら
昔の戦争映画「連合艦隊」を見ていたが
15歳の子供たちが特攻する時、やはり
「お母さん~」と死んでいった。
「お父さん~」と言う言は無かった。
父親は父親、母親は海よりも深い存在だなと改めて感じた一日でした。