たまり場ぶろぐNEO

 奈良県在住、天里友香のブログ。
 漫画・ゲーム・同人等のオタク系話題と日常、時々は真面目な話です。

『理想と現実』←趣味の話です。

2006-02-04 13:50:30 | 同人
 日参してる某サイトの管理人さんが、最近お悩みのご様子。
「今後の作品について読者(プレイヤー)アンケートをとったら、相反するご意見やどうやらご本人の内心の意向を否定?するらしいご意見が来たりしてる様で(それが悪意ではなく、真面目に答えたうえの回答だから、悩んでらっしゃるのでしょうけど)。
 …商業作家なら、読者アンケートの傾向を重視して『自分の好みより読者の好み優先』もやむを得ない時はあると思います。
 が、それは商業作家が商業誌に描くのは『仕事』であり、創作物によってある程度お金を稼ぐ必要があり、そのためには「より多数の読者にウケる作品」を作り出さねばならないからで。
 あくまで『趣味』として同人活動を行い、作品を作ってる場合は
『何より、自分自身が作品を作りたい』
気持ちこそが最優先だと思うんですけどね…私は!
 もちろん、読んで下さる読者様にはとても感謝してますし、『たま~~~に頂く』貴重なご感想のお手紙やイベントでのお声がけには、舞い上がってしまいますvvv
が。
「極端なたとえをすれば、自分が好きでもないキャラをメインにしたお話をリクエストされても、それは無理。描けない。」
というのと同じで、作品に対するご要望の声が来ても、それが「自分の創作意欲の琴線に触れなければ、絶対に創作できない」んです。少なくとも私の場合。
 逆に言えば
「作りたい場合は、自分が納得してどうにかなる範囲なら、色々な事は度外視」
になるので、正直、特に『度外視しても価格にのせなきゃ読者様には無問題』な採算性はほとんど考えてませんけどね(^_^;)
「赤字でも、生活がなんとかなる範囲のなら、いいや!」
って思ってやってるんですけど。
 …ちなみに、内容の方は、普段は健全ほのぼの系の話が多いです。が、時々いわゆる『成人向け』も描いてるわけですが。
 …なんか今までの傾向だと『明らかに普段の時の方がニーズがある(出る冊数が多い)』ので、「ウチのけっこうな人数の読者様は『成人向け』を、少なくともウチにはお望みでない」のかな?と、それを見ると思うわけです。
 が、一方「『成人向け』はないんですか?」というお声があるのと、私個人も「全く健全でお綺麗な話ばっかりも、つまらない!!」んで、一部ニーズには逆行承知で、そういう作品も描いてますf^_^;
『自己責任のとれる範囲での最終決定権は、自分!!』で、私は今後も活動をやっていくつもりです。