「宮崎さん、個人的趣味で映画作ったなぁ!!」
と言うのが、感想のまず正直な総括。
Twitterで愚痴っぽく書きましたが、
とにかくたくさんの飛行機、飛行艇が登場しますので
「昔の作品を彷彿とする」どことなく既視感があるシーンも多かったです。
(主人公も、おそらく宮崎さん自身を投影させてるように思えます。
すると、その声が庵野監督ってのはなんだか意味深?!)
しかし「わざとだろうけど、
夢と現実が混じってゴチャゴチャ」につながってる場面が多く、
シーンの流れが分かりにくいなぁと。
時代背景なども含めて「お子さま向け」ではないので、
途中でお子さまが飽きて?声が聞こえたのが…。
「公開されたら、同じような親子連れがあちこちで出そう(苦笑)」
観る前の最大の懸念材料だった「主人公の声の演技」ですが、
個人的な印象は「ああいうキャラなら、ギリギリであり?!」
ただし、他のキャラを風間杜夫さん、西村雅彦さん、國村隼さんなどがあててらっしゃるので
「明らかに演技力に差が…!!」
ジブリが声優さんを使いたがらないのは、もう諦めるにしても。
「せめて、役者さんを起用して欲しい!!」
とは、やはり感じざるを得ませんでした。