アメコミとラーメン

SPIDER-MANの95


なんやかんや言って、The Amazing SPIDER-MAN("ASM”)を読むのが遅れてた。ようやく677号、678号を読み終えたので、レビュー。今回の添付画像は、677号の表紙。Humberto Ramosの手によるもの。それ程好みの画家ではないが、お気に入りのキャラクターBlack Catが出てるから良いか。

さて、本編の方の筋書きはMark Waid、そして画はEmma Rios。まずは、今回の筋書きはDan Slottではない。流石にDanも休みが欲しいってことか。当たり前だな。月に2冊も出版するんじゃ締め切りに追われて大変なんだろうな。そして、Emmaの画。んーん、微妙(自分の子供の真似)。Peter Parkerの顔がPeterに見えない。残念ながら趣味じゃないな。

今回のゲストはDAREDEVIL("DD”)。盲目のスーパーヒーローだ。Black Catが無実の罪を着きせられて、弁護士であるMatt Murdock(DAREDEVILの正体)にPeterが弁護を依頼するのだが...。

例によって好きなシーン。Carlie CooperにふられたPeterがその傷心を癒そうとしたいのか、かつての恋人Black Catに近付くのだが、Black Catは全然その気なし。果ては彼女に最近ふられたことを見透かされる始末。ふられるのは得意じゃないっていうのは面白い表現だな。SPIDER Tracer(蜘蛛の形をした発信機)をBlack Catに仕鰍ッるのはちょっとやり過ぎかな。

もう一つ好きなのは、DDとSPIDER-MANが高い所から飛び降り、どちらが先に蜘蛛糸やBilly Club(ヌンチャクみたいなもの)を使って加速を止めるかってチキンレースの場面かな。目をつぶっただろってMattの台詞の後に、目が見えないのにと突っ込むPeterの台詞が良いな。

この後は、DDの8号に続いちゃう。ちょっと読みたいけど、買ってないんだよね。DD 8号の表紙がEscherチックで素敵だ。

続いてASM 678号。筋書きはDan Slott、画をHumberto Ramosが担当。Arc(複数話で完結する話), I killed tomorrowの第一話。Peterは、勤務先の研究所の同僚Gradyの発明を検証することに。その発明ってのが、明日を覗けるどこでもドア。もしかして、DanやHumbertoはドラえもん観たことあるのかな。

Peterが覗いたのは、廃墟となったニューヨークの明日の姿。明日の新聞(廃墟とならない未来の)を持つGradyと組んで、廃墟とならないように、いろいろがんばるSPIDER-MAN。そこで終っちゃうんだ。確かに次が読みたくなる。Danの話は面白いな。口は悪いけど。

同じく未来を覗くことのできるMadam Web(二代目のね)が久し振りに登場。彼女って結構大きな子供がいるんだね。知らなかった。幽体離脱するMadam Webに子供がきもいからやめてって台詞が良いね。

それから、続くって英語のフレーズTo Be Continuedの最後がContin?で終わっているのも面白いね。ニューヨークが廃墟になるから、続かないってことを示唆しているわけか。ちょっと脱線するけど、結構日本のドラマの制作者が勘違いしてるけど、次回が最終回の場合、To Be Continued じゃなくて、To Be Concludedなんだよね。

おっと忘れてた、今回の表紙からSPIDER-MAN 50周年記念のロゴが入っているね。(再び添付画像に注目。)
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