2週続けてのX-MEN。今週はAstonishing X-MEN Xeno Genesis 1号。別冊で5話完結。筋書きをWarren Ellis、画をKaare Andrewsが担当。Warrenの方はAstonishing X-MENの現在の筋書き担当。Kaareは、SPIDER-MAN Reign やAstonishing X-MEN Ghost Boxes 2号で画を描いていた人だ。前回彼の画を評してFrank Miller風と書いたが、今回の彼の画を見てちょっと意見が変わった。
http://blogs.dion.ne.jp/amecomitoramen/archives/8163469.html
というより今彼の画は成長段階だな。特に画像を張り付けたが、表紙の画がものすごく良い。中心のEmmaの表情が中でも特にお気に入り。
話の方は、アフリカで次々と不思議な力を持った子供たちが生まれてくる。アフリカの架空の小国ワカンダの王であり、X-MENのメンバーSTORMの旦那BLACK PANTHERから調査を依頼される。5話完結なんで話はゆっくりだ。
この号で2点注目したい。1点目は今回の設定でミュータントの力は思春期に現れるので、今回の事件で生まれてきた子供達はミュータントではないと断言する台詞。ん?周りにいるミュータントの力を消してしまうLEECH(映画X-MEN 3にも登場)って子供で、まだ思春期前じゃない。その理屈に従えば、LEECHってミュータントじゃないのかな。それともPubertyの意味って、もしくは、思春期って概念をおいらが間違えているのかな。
それから、2点目は今回のお気に入りの台詞。X-MENのメンバーが全員ユニフォームに身を包んでいるのに、Emmaだけが、自分の好きな服装をしていることに関し、WOLVERINEがEmmaに言った文句をに対する返事。“If you were sleeping with the leader of the puck, I’m sure you too could wear what you liked.” 「もし、あなたがリーダーと寝ていたら、あなただって好きなものを着られるのに、お気の毒。」またまたお粗末。仮定法だね。
ちょっと話が、Ghost Boxesと似ているので不満なのと、Warrenの紡ぎだす話が暗いのが気になるが、画が良いので耐えられるな。
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