アメコミとラーメン

Peter登場回はテンションが上がる、Amazing SPIDER-MAN 887(86)号、888(87)号



今回は今月の残りのAmazing SPIDER-MAN (ASM) 887(86)と888(87)号をレビュー。(他のコミックブックを無視してASMを読み続けている。)

筋書をZeb Wells、887号の画をMichael Dowling、888号の画をCarlos Gomezがそれぞれ担当。Dowlingも上手いな。最近のASMの画の品質は非常に高い。

添付画像は、前回に続きCory Smithが描いたvariant。888号。相変わらず上手い。887号はMike McKoneの描いたvariantを入手した。上手いのだが、VenomとCarnageはそれ程好きでない。

粗筋。Kafka博士にBeyond社の秘密を告白するBen。監視していたBeyond社の社員にBenは拘束され記憶を消されるが、その過程で異常が発生。888号ではPeterがBlack Cat (“Cat”) CAPTAIN AMERICA (“CAP”)による猛特訓を受ける。

いつものように、好きなシーンや台詞等を順不同で書きだしていく。今回はBenの彼女Janineの行動が気になった。呆然自失の状態なのかと思ったが、そうではなく彼女なりに順序だてて物事を考えていたようだ。Marcusを人質に取ってBeyond社の施設を出ようとしている彼女は勇ましい。一方BeyondのMaxineはBenにかかりきりでJanineの行動を見逃していたのが良いね。そして彼女がどこに向かったかは888号でわかる。

これまでBeyond社に懐疑的であり続けたJanine。漸くBeyond社が嘘をついていることに気が付いたBenがJanineに言った言葉、”They are lying to us.”これが上記のJanineの行動に繋がった。前号でBenが彼女にマスクを洗ってねと言っていたのが何か不自然だったのだが、それはカモフラージュだったわけだ。これでスッキリした。

続いて888号。Peter登場回はテンションが上がる。全盛期の75%だとしてもね。かろうじて蜘蛛糸で空中飛行を続けるPeterに対するCatの台詞。”You’re swinging like Eddie Brock.” その後も無様なPeterの姿を貶しているのが楽しい。CAPとの打ち合わせの時にニューヨークのお酒も呑めるファミレスみたいな場所に自宅から持ってきたシャンパンをCatが持ち込んだのには笑った。彼女らしい。

CAPの台詞。”So hit me, soldier. It better be like you mean it. I’m not about make it easy for you.” 本気でかかってこいということなのだが、どうもCAPが言うとカッチョ良いんだよね。

最後にヘトヘトになりながら挫けないPeterの台詞。”Never give up. I’m good. Let’s go again because I’m SPIDER-MAN.” 過去ボロボロになりながらも諦めなかった彼らしい台詞。
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