アメコミとラーメン

DARK TOWER その39


DARK TOWER (以下"DT”)The Gunslingerの第5話。Arc(複数話完結の話)、 The Journey Beginsの最終話。筋書きをRobin Furth、画をSean Phillips、彩色をRichard Isanove、台詞をPeter Davidがそれぞれ担当。

先月も書いたけど、Seanの描く表紙は結構良いね。荒野の用心棒のClint Eastwoodみたいだ。しかし本編の画になると、これがもう一歩だな。次のArcからは別の画家が画を担当するという予告があり、ひとまずほっと一安心だ。今度は最近まで、CAPTAIN AMERICAを描いていたLuke Ross。鉛筆画だけが予告編として紹介されていたけど、これがまた、良い。次回からはもっと期待できるね。

主人公Rolandが小さな村で出会ったSusan。彼女は、Rolandの初恋の人Susan Delgadoに容姿がそっくり。その村では、Not-Man と呼ばれる透明人間達が悪さをし放題。Susanが連れ去られたことで、Rolandはその後を追い古代人の遺跡Doganに向かった。まー結末は普通だな。

作者のRobinがおまけのページで今回の話の重要なャCントをおさらいしてくれている。Susan Delgadoとこの小さな村のSusanはTwinners(Stephen KingとPeter Straubの共作タリスマンで登場する多元宇宙にいる姿形がそっくりな人)だったんだね。また、Robinは、今回登場したBilly-BumblerのBilly(犬の名前を「イヌ」と名付けるようなもんでひねりがない。)と小説版DTで活躍するOyの関係もそうらしい。これはDTファンへのサービスだね。その他、Robinは、KaやKa-Tetの解説を丁寧にしている。Ka-Tetって自分の運命を共有する仲間とばかりかと思っていたけど、自分の敵にも存在することがわかった。なるほど。

次回は、おそらく一話完結のSheemie’s Tale。画はRichard Isanove。今となってはSeanよりましかもしれない。そして、その後は何とLittle Sisters of Eluria(以下LSOE)だ。ここから、画がLukeに交代。LSOEはDTの中では異色の短編小説。Susanの出てくる話と並んで大好きな一話。結末が特に良いな。おっと予告編で初めてわかったけど、SheemieってBreakerだったんだ。知らなかった。
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