今回ご用達から到着したThe Amazing SPIDER-MANは2冊、628号と629号。先月からの続きでJuggernautとCaptain Universeの戦いが決着する。筋書きをRoger Stern、画をLee Weeksが担当。内の残りの2冊、626号、627号について書こう。添付画像は、629号のものにした。誰も止めることができないJuggernautの溢れ出る力を上手く表現している。SPIDER-MANのロゴよりJuggernautの手が前面に出ているところが好き。表紙を描いているのもLee Weeks。前回も褒めたけど、Lee Weeksの画は良いね。基本に忠実な典型的アメコミの画だ。最近こんな画を描く人がめっきり減っちゃったんで逆に新鮮だよ。
628号では、警察に捕まったJuggernautをCaptain Universeが拉致。SPIDER-MANは、何とか2人を引き離そうとする。629号で今回のCaptain Universeが何でJuggernautを襲ったのかが説明され、大団円を迎える。今回のと書いたのには、理由がある。初めてわかったけど、Captain UniverseとはEnigma Power(謎の力ってベタな名付け方だな。)により選ばれたものが、誰でもなることができるらしい。今回のUniverseは、William Ngyen。(名前からしてベトナム系アメリカ人か。)彼は最後にSPIDER-MANの決め台詞With great power comes great responsibility.にてついて、SPIDER-MANに諭される。そして最終シーンは、最近急接近中のCarlie CooperとSPIDER-MANことPeter Parkerのデートで終わる。何か1970年代のアメコミもしくはアメリカのテレビシリーズの終わり方ぽくって良いな。
両方の漫画に、オマケの話がついている。628号のオマケは、Mark WaidとTom Peyerが筋書き、Ted Nauckが画を担当している話。Tedはオバマ大統領が出演したSPIDER-MAN を描いた人だ。画は今一歩。だけど、話の方はなかなか面白い。街で暴れるAbsorbing ManとSPIDER-MAN が戦うのだが、目玉はその戦いの最中、Peterは、再就職するための面接を携帯電話でやっちゃうんだ。
629号のオマケは、Zeb Wellsが筋書き、Chris Bachaloが画を担当。次回からの話の予告編。Curt Connors博士を挑発してLizard に変身させようとしているトカゲがいる。おそらく裏で糸を引いているのは、Craven the Hunterの妻と娘だろう。来月も楽しみだ。
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