アメコミとラーメン

DARK TOWER その41


DARK TOWER (以下"DT”)The GunslingerのArc(複数話完結の話)、 The Little Sisters of Eluriaの2話目。前回同様。原案をRobin Furth、筋書きをPeter David、画をLuke Ross、彩色をRichard Isanoveがそれぞれ担当。

今回のLukeの画も基本的に良い。表紙が特に良いね。添付画像で確認できるか自身がないが、ろうそくの光でかすかに見ることのできる修道女Jenna(画像の中央)以外の修道女達の姿はとても醜い。それから、主人公Rolandと束の間の恋に落ちるJennaの表情も良い。本文中で十字架に顔をしかめるシーンは、特に上手いね。

物語の方は前回からそれ程進展していない。そもそもこの話の原作(全体的には、キャンプの夜のお化け話みたいな感じ)はとても短いからね。

原案を書いているRobinの解説には、読まないわけにはいかない重大な秘密が書かれている。正体は吸血鬼もしくは、食人鬼の修道女達の胸には、Rolandの心の支えであるThe Dark Towerの象徴、薔薇が描かれている。元々彼女達はDTに仕えていたんだね。Doctorsと言われている虫達を操る鈴もDTにあったものらしい。また、彼女は、Stephen Kingの別の作品Desperationとの類似点を挙げている。そうか、Desperationの古代の神TakとDTの修道女達は同じような言葉を話すんだね。気付かなかった。DesperationもこのLittle Sistersの話もネバダ州のデザトヤ山脈の架空の街を舞台にしている。どちらも地表が汚染されている。だから、主人公のRolandは無人の街ということの他にも、何か嫌なものを感じたんだね。
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