写真右は1980年代MarvelがGraphic Novelsと称して価格を高めに設定した作品を次々と発表した時期に出た作品。最近Mos Burgerが客単価を上げるため匠シリーズを発表したのと同様の作戦だな。
日本人好みの繊細な画が得意のVessが丁寧に北欧神話の世界を描いている。読み返してみて再評価。妖精ものが得意だね。Amazonで検索したところ、その他にもPeter Panの漫画や絵本を書いているみたいだ。あと手を広げたくないので読んでないけどSandmanも描いてるのかな?
内容は先週紹介したThorの外伝みたいな感じ。北欧神話の全能神Odinの象徴Raven Banner(カラスの旗)をTroll族から主人公が取り戻す話。作品全体の中で、Thorが出てきたのは、たったの2コマ。入手当時物足りなさを感じた気がする。
一方左の作品は、Scotlandを舞台にSpider-Manが新妻Mary Janeとともに活躍する話。
この作品を読み返して見て、Scotlandに行きたくなった。無茶苦茶牧歌的な風景。昔石で作られた砦の後がきれいだ。後書きにScotlandのスケッチや写真があり、それらを作品に上手くちりばめたのがよくわかる。
内容は1960年代から1970年代の弱虫クルッパー(原題は映画でお馴染みScooby-Do)みたいだな。幽霊(妖精)騒ぎで村の住人を脅かして悪いやつら(Hellfire Club)が村を乗っ取るのをSpider-Manが防ぐもの。
Amazonで見たら、品切れになってたけどこの作品は良い。最近の作品を読むのも良いけいど、これは買っても損しないな。
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