最近はTrading Card Variantしか買わないX-MEN。今回の添付画像は13号のICEMAN。Russell Dautermanによる作品。因みに14号はMAGIKなのだが、オイラの趣味とは違ったプリキュアMAGIKだったので、13号を選択。画像は貼り付けないけど、ICEMANの特徴をグラフ化しているコーナー。知性が0~7の”1”。ここがポイント。こんなに知性が低いのか。
筋書をGerry Dugan、画をC. F. Villaがそれぞれ担当。VillaのHAVOKの描き方が気に入った。その他の画は平均レベル。
続けて粗筋を紹介。不死の力を得たミュータントの根拠地Krakoa島を攻撃するEternalsの一派。迎え撃つX-MENと協力するEternalsのIkaris。14号ではGameworldからの刺客と戦うX-MENと怒ったCelestialによるX-MENの審判。
気に入ったシーン、台詞等を紹介。ICEMANの作った氷の球体の中に入り海底へと移動するX-MEN。メンバーの一人FIRESTARの台詞。”The AVENGERS have submarines. Why don’t the X-MEN have submarines?” その通りが海中の代替移動方法があるなら必要ないね。それからTony StarkがX-MENのメンバーじゃないという至極まっとうな理由がある。あ、それから途中で休刊するほど人気がなかったというのもあるな。
それにしても、FIRESTARとICEMAN。1970年代のテレビアニメシリーズのSPIDER-MAN and His Amazing Friendsのメンバーが集まったね。X-MEN 15号ではSPIDER-MANがゲスト出演するはずなので、三人がここに再結集する段取りは見どころか。
IKARISにEternalsを殺さない約束したX-MEN。FORGEの台詞。”We didn’t tell him we wouldn’t loot some ancient technology, did we?”ちゃっかりEternalsの武器を失敬している。楽しい。
それにしても、AVENGERSとのクロスオーバーまでは買わないかな。X-MENはこういう夏祭りに呼ばずに放っておいてほしい。13号と14号を繋げる話を読めなかったのはちょこっとだけ悔しい。
14号。”God hates muties.”と書かれた反ミュータント運動の看板の上に”MAGIK was here.”と落書きMAGIKはキャラ設定から逸脱していつになくお茶目だ。
ICEMANの全世界へのカミングアウト。長いので、結論だけ。”See me for who I am. A mutant. A gay man.” 今回地球を救った彼がインタビューに答える形で最後にこの言葉で締めくくる。読める人はこの号のこの部分は読んだ方が良い。
ただし、ミュータントでゲイと言えば、ALPHA FLIGHTのNORTH STAR。完全にICEMANにお株を奪われている。勿論ミュータント人口がこれだけ多ければゲイだっているのだが、突然の設定変更はなんだかな。(前から同じ話を繰り返していて恐縮。)
その後審判となるわけだが、これはどうもいただけない。CYCLOPSの台詞で締め括る。”The only person alive who can judge me is my wife, Jean Grey.” はーそうですか。