例えばスーパーマンがたとえ質量の重い惑星出身でも飛行機までは持ち上げられないといったことを生真面目に語る内容。柳田理化雄の「空想科学読本」のアメコミ版だな。Copyrightをみると原書は2002年になっているので、おそらく「空想科学」の方が先駆者か。
6月にこのBLOGで書いたバジリコ出版「バットマン・ハンドブック」はあたかもBATMANが存在して、BATMANになるにはどのような訓練・道具が必要かっていうことが書いてあるのとは正反対のアプローチだな。
おいら自身、これまでアメコミを現代の科学と照らし、合理的であるとかないとかで評価してないし、著者Lois Gresh、Robert Weinbergもそのつもりはないと思う。アメコミの歴史や時代背景も合わせて書かれていて、読み物としては楽しめるかな。
難点はイラストが全然ないとこ。イラストがないと堅苦しいんだよね、内容が内容だけに。「バットマン・ハンドブック」にはイラストが多数載ってて、読みやすかったな。
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