あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

2着目のGrand Large ブロッキングしています

2018年11月29日 | 日記

2着目のGrand Large とりあえず編みあがりました!

完成目標は12月にしていましたが、約1ヶ月で完成してしまいました。目が覚めている時間のほとんどをこれに費やしていたわけですから、そんなに威張れないかもしれないですけど、制作時間の早さはひとつの進歩ですよね。よしよし。

日本で売られている毛糸で編んだ作品なら、スチームを当ててピン打ちをして形を整えたら終わりです。でもシェットランドヤーンで編んだウェアは、縮絨(しゅくじゅう)という工程を経ることで風合いが良くなります。縮絨は基本的に編み物ではなく織物に使われる手法ですが、シェットランドヤーンのような外国産の毛糸の一部、それから最近はネットでよく売られている工業用の糸の場合は特別にこれを行います。目的は紡績時に使った油分を落とし、水流で毛糸の内部の繊細な繊維を引き出し手触りをよくすることです。「縮」というくらいなので、ウールの場合1、2割縮みます。縮絨のやり方は1着目の時に調べましたが、プロでもそれぞれ意見が分かれるようです。私は自己流でやっていますので、あくまで参考までに。

 タライに40度くらいのぬるま湯を張り、オシャレ着洗いまたは柔軟剤を規定量入れます。編みあがったセーターをたたみ、タライにつけてまず押し洗いして、繊維の奥まで水が浸透するようにします。浸透したら、今度はお湯の中で編み地同士を適度な強さでこすり合わせます。時々絞って、どれくらい毛羽立っているか様子を見ながら(引き出された繊維は白く浮きたって見えますので、その具合を見ます)作業を続けます。あまりにも高い温度の湯を使ったり、強くこすり過ぎると編み地がフェルトのようにかたくなってしまうし、縮みすぎてしまうのでそこは注意します。今回はわりと多く毛羽立てさせたかったので強めにゴシゴシしましたが。お好みの頃合いでセーターを畳んで手のひらで押して水分を抜き、洗濯機で3分ほど脱水して終了です。あとは平置きして、サイズ通りにピン打ちをして乾かします。しかしこの平置きして乾かすという方法、皆さんはどうやってるんでしょうね。けっこう場所を取ると思うのですが。私は畳の上にピクニックシートを敷き、その上にバスタオルを2枚ほど敷いてピン打ちしました。

残念ですが、1着目はいまだに見つかっていません。

 

コメント
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