あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

プラマイゼロ

2018年11月22日 | 日記
先日、父方の伯母がうちを訪問してくれました。その時に素敵なかぎ針編みのニットを着ていたのですが、私はそれがすぐに手編みと気づきました。伯母に聞いたら知り合いが編んでくれたものだとか。それは美しい出来栄えでした。それが手編みと分かった理由はよく分かりません(笑)編み手の端くれとしてのカンでしょう。かぎ針編みなので透かし模様なのですが、薄くて軽いのにとても暖かい、と伯母も気に入っているそうです。

私もあのくらい美しい作品を編みたいと思っているのですが、せっかちと雑な性格が災いしていつもうまくいきません。三つ子の魂百までなので、これからも多分それほど上達しないでしょう。ところで、今アラフォーで編み物を趣味にしている人ってどれくらいいるんでしょうね。仕事や子育てで忙しくてそんな時間は取りづらいと思うのですが…。まあ、時間の使い方の上手な方はできるかもしれませんが。そんなに多くはないと思います。

施設には年配の方が多く、何名か編める方がおられるのですが私は比較的若いので珍しがられています。手芸に興味のない人からは、もうその道に進めば?とかウェアが編めるだけですごい!とかそんな扱いです。しかし本当にこの程度の腕前で褒められるのが恥ずかしい。いつも「あはは、暇人なんですよ」と笑ってうつむく感じです。

グラン・ラルジュ、左袖を編み進めていますが、左右で随分ゲージが異なっています。





これは左右で袖のシルエットに響きそうだ、どうしよう…というくらい。1着目より美しいものを、がテーマでしたがやはり3年あまりのブランクでそれは厳しかったようです。完成はさせられるでしょうが、全体としてちぐはぐなので出来栄えはプラマイゼロになりそうです。