あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

手痛い大失敗

2018年11月12日 | 日記


Grand Large 思い切って半袖ニットにすることにしました!

…というわけではありません。ええ、ここまで解いたんです。



肘当ては正確に編みなおしたんですけど、ウキウキしながら試着したら…なんと、肘当てが見事に肘の下にきてたんです。これは…いくらなんでも。

肘当ては、一応袖の長さが脇から15cmのところから編み始める、ということになっているのですが、注釈として※正確な位置を確認するにはセーターを試着して、肘のとがりの6cm上から以下の記号図(肘当て)を編みはじめることをおすすめします。とあります。しかし私はこの注釈をよく読んでおらず、もうすでに脇の下を15cm編んでしまっていたので、これでいいや!と強行してしまったのです。もちろん途中で試着はしてみました。ただその時はまあまあいい感じの位置にできてるように見えたんですよね。おかしなものです。

母にあらためて肩から肘のとがりの部分までを測ってもらったら、27cmでした。そこから6cmを引いて、21cmだったので泣く泣くそこまでほどきました。脇の下の長さでいうと、7cm。

15cmと7cm、およそ2倍の差があります。Lサイズの脇からの袖の長さの仕上がり寸法は48cmなのですが、私のサイズは40cmでした。ほどくのも悲しいけど、自分の体型が寸詰まりということも悲しい…。欧米サイズだから、ということはあまり関係がないんですよ。私、同じくらいの身長の人と比べても腕は短いんです…。短腕短足のドラえもん体型。

まあ、メソメソしていても仕方ないので、気をとりなおして肘当て編みなおします。


より美しいものを!

2018年11月12日 | 日記


脇の下が15cmになったので、またねじりゴム編みの、肘当て部分に入ります。この肘当てはGrand Largeのデザインの肝。是非とも美しく編みたいところです。

肘当ての部分については文章にするとキリがないので、図になっています。なっていますが、日本の編み図とは読み方が異なるので解読にはちょっと頭を使います。肩の目印リングを基準にして、両脇に模様を編んでいきます。



模様を編むと同時に、10段に1回の減らし目も忘れないようにしながら、肘当て部分の35段を編みました。この立体感あるねじり目の揃い具合、自分では技術点を加点したい!1着目のときは手首をくじくんじゃないかと思った、表目のねじり目にはすっかり慣れました。

さあ、あとは手首の長さまで真っ直ぐ編んで、リブを編むだけ…でしたが、5段ほど編み進めたところで、肘当ての上下でラインが揃っていないことに気がつきました。写真でも分かりにくいですが、編み地を引っ張ると分かります。慣れたとはいえ、それなりに注意力を使う模様編み。パッと見は分からないので、見過ごしたいのはやまやまでしたが…



せっかくキレイに編めるようになったねじりゴム編みの部分、しかもデザインの肝…1着目よりもより美しいものを!(肩のぷっくりはやり直すにはあまりに時間がかかり過ぎるので目をつぶりましたが)というのがあったので、27段目まで解きました。海外翻訳レシピはこの一部しか持っていないので、これが全部に言えることかどうか分かりませんが、目数リングや段数マーカーを用いる作品は解くのに勇気がいります。うっかり外したりすると基準が分からなくなってしまいますからね。

同じレシピで2着目を編む、というのはそこそこ編み物歴がないとなかなかする気にならないでしょうが、いざやると面白いものです。1着目より進歩しているのが分かると、かなり嬉しいですしね。