あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

個人レッスン 糸の捌き方、落とした目の拾い方と目の向き

2020年01月25日 | 日記
ボッブル付きアラン模様のマフラー、10模様目まで進みました。先週末はレジ袋作成のため編めませんでしたが、だいたい目標通り、1日1模様編んでいます。



今日の個人レッスンですが…姿勢にやや難があるものの、表目と裏目が正しく編めるようになったので、二目ゴム編みを編んでみてもらうことにしました。練習なので作り目は20目にして、表2、裏2と一段編んでもらったら、私がチェックするという形で。



しかし、彼女に一人で裏目を編ませると、ところどころこのようなおかしな目が出来上がるんです。最初は私もなんでそうなるのかわかりませんでしたが、注意深く観察していたらあることに気がつきました。

人差し指にかけたこれから編む糸が、左針に引っかかってしまっていたのです。正しい目を編む時には、まず人差し指にかけたこれから編む糸を、手前に持ってこなければなりません。



が彼女は糸を手前に持ってくる前に、右針で左針の目を拾い、そこから糸を手前に持ってきていたのです。こうすると左針に糸が引っかかって、上のようなおかしな目が編まれるというわけです。



正しくはこうですね。

それと、彼女は表目から裏目(もしくはその逆)に移る時に人差し指にかかった糸を外してしまう癖がありました。それではゴム編みをスムーズに編むことができません。編む糸は常に人差し指にかけておくように教えました。



表目を編み終わった状態。糸は人差し指にかけたまま…



右針を手前に持ってきて裏目を編む準備をします。

次に、落とした目の拾い方です。入門者の場合、ついつい針先のほうで編んでしまうために針にかかった目が落ちがちです。これをかぎ針で治す方法を教えました。

治したら今度はその目を針に戻さなければいけません。針にかかった目を外してまた戻す時は、目の右側の糸が手前にくるように戻します。

今回はちょっと詰め込み教育になりましたが、彼女は落とした目の拾い方が分かったことを喜んでいました。確かに、間違ったまま進めるのはスッキリしませんよね。次回は学んだ事をメモにまとめてきてくれるそうなので、それを見ておさらいをして、また何段か編んでもらって編み地がきちんと出来ているようなら、編み図の読み方を教えようかと思います。


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