アンスリュームの花 F6号
マッサージに行った時「あれこれ帯状疱疹かも知れませんよ。と言われ、
マッサージは、そこそこにその足で、掛かりつけの内科へ・・・
まさに「帯状疱疹でした」先生は「この病は、皇后様、皇太子妃雅子様が
お掛かかりになった病気です。・・・・・高貴な人が掛かる病気なんですよ。
なぁんて・・・ひやかされたので、すみません私がそのジンクスをや破りました。
と冗談もそれまで・・・
その夜から・・・・針で突くような激痛 に激痛
帯状の湿疹が、左側半分の背中から胸腹部に流れているので、
肋間の神経が痛み寝返りもままならず フーフーです。
そんな激痛の日々のど真ん中 お見舞いの娘がアンスリュームの花を一本
良く見える場所に生けて帰りました。
【一本の赤いアンスリュームそれだけに癒されている病の床に】
アンスリウム の 花言葉は 情熱・心は燃えている・恋にもだえる心・
炎のような輝き・ です。
真っ赤なハート型で光沢があり、ビロードのような雰囲気のとても美しい花です。
【疱疹に寝返りさへもままなぬ部屋の隅にはアンスリウムの花】
一本でも重厚感があり和でも洋でもマッチして涼しげな、存在感のある花です。
帯状疱疹は一週間で痛みは治まるでしょう。と言われましたが、なんのなんの
旅の計画もキャンセルし半月程かかりました。
【ひどく痛む帯状疱疹に身を傾げ旅のキャンセルつひに告げたり】
飼い犬は言葉こそ話せませんが、こちらの喜怒哀楽みんな解かるようです。
休んでいる時は静かに傍で見守っています。床上げをして何時ものように
朝仕度するその喜びようはありませんでした。
【愛犬は尻尾ふりふり容赦なく口付け迫る床を上げれば】
帯状疱疹以来ハート型の独特な花アンスリュームの花が大好きになりました、