nottestellata2024の舞台裏を見ていて改めて思う。スケートに捧げてきた人生のどこに下げる要素があるのだろう。彼は正々堂々とフィギュアスケートというフィールドで勝負をしているというのに、彼の足を引っ張ろうとする輩が繰り広げるのはスケートの話題ではなく、言っている側の人間性を疑うようなひねくれた悪口や感情論ばかり。
彼の情報を追っていて「安置や悪質週刊誌の捏造や暴言→ファンからの指摘→事実を確認→マジか、すげぇ…スキ💕」というループを何度も辿った。いくら奴らが自分たちに都合良くシナリオを書き換えて喚き散らそうとも、事実は1つしかないのだから。ちゃんと辿ればそこへ行き着くというのに、そんなことお構いなしに暴言を吐き続ける心の醜さには辟易する。
ファンではなくても情報が整理できる人ならきっと気付いている。だから影響しやすい層を惑わし逆撫でして彼を嫌うよう仕向けるために、整合性も取れないほど迷走した下劣な戯言がまことしやかに溢れ出す。そして、それらは総じて事実など二の次で彼を貶めたいだけの悪意まみれの感情論であることが透けて見えるものばかりなのだ。
澄んだ清流のような美しい志を持つ人を追ってきたのに、こんなにも人間の心の醜さを目の当たりにすることになるなんて思ってなかった。まるで美しい蓮の花にハエが群がっているようだ。なくならない誹謗中傷の出所も目的も、全て白日のもとに晒されてしまえはいいのにと、呪いにも似た感情を日々持て余している。
彼が折れて崩れれば満足するのだろうか。しかし、彼はこの10年余り続く謂れのない誹謗中傷の嵐の中でも一点の汚れもなく、決して屈することなく、さらには表立って抵抗することもなかった。淡々と己を磨き、その確かなスケートの技術と表現力で道を示してきた。そんな彼を、つまりは「気に入らない」のであろうことは、北京落ち間もない頃からすでに感じていた。
なんて狭量で浅はかなことだ。こんなにも多くの人に愛され、技術と情熱を兼ね備えた素晴らしい選手が10年も競技の第一線で死力を尽くしてきたというのに、異端扱いをし、何一つ学ぼうとしてこなかったなんて。プロ転向後の彼の活躍すらできることなら無かったことにしたいくらいの空気を感じるから始末に負えない。
たった1人のフィギュアスケーターが、公式からの告知のみで大きなプロモーションを打つくともなく東京ドームやアリーナに満員の観客を集め、ライブビューイングや世界配信までも成功させている。いくら謂れのない誹謗中傷を撒き散らそうとも、彼が人生をかけて磨き上げてきた美しいスケートに勝てるはずがないのだ。悪意まみれの言葉と、彼の美しいスケートと。見た者はどちらを信じるだろうか。
そう。だから、プロ転向後の彼の露出が、その実際の活躍に比してあまりに少ないのだろうなとも思う。なんの悪気もなく悪意のある言葉を鵜呑みにしてしまったような人たちは、彼のスケートを見たら気付いてしまう。必死でばら撒いてきた悪意の洗脳が一瞬で解けてしまう。彼の人柄やスケートに込められた魂の純粋さが広く知られてはならないのだろう。
でもね。真心は真実の愛を引き寄せるんだよ。彼はいつも、誰に対しても、何に対しても、誠実だ。相手の本質を知ろうとし、共感し、肯定し、敬意を持って受け止めようとする。そんな姿勢は彼のスケートにも如実に表れている。その波動は、毎日を大切に生きようと頑張る人たちには深く響くんだ。だからあんなにも多くの人に愛されている。
彼が時折口にする「写し鏡」という言葉。私は、そんな当たり前の愛や優しさを持たない人たちへの最後通告のように感じる。彼が言っているわけではない。私が感じているだけだ。しかし、ゴシップの常套句「火のないところに煙は立たない」とはまさに発している当人にこそ当てはまる言葉だなと思う。元となる事案があったとして、よくもそんなに悪意のある切り取り方ができるなと。余程人格が歪んでいるに違いないと思わずにはいられない。
安置にしても、悪質週刊誌に関わる人間にしても、それを鵜呑みにし、一緒になってアレコレ好き勝手言う人間にしても、そんな輩に彼のスケートは勿体ないと思ってしまうのだ。わからない人には一生わからないだろう。汚れきった心に光を当てても輝くはずがないのだから。とことん汚れきって、堕ちるところまで堕ちればいいと思う。
けれど、薄暗がりを手探りで歩き、闇との境で危うい道を辿っていた者にとって、彼が届けてくれた光は深く心の奥を照らし、温めてくれる希望なのだ。私のように、そんな思いをした人は数え切れないほどにたくさんいるだろう。そんな者にとって、彼の存在は幸せの象徴であり、己の幸せを確かめるための道標でもあるのだ。
彼の幸せを邪魔するものは許しがたい。目にするたび、耳にするたび、強い憤りを感じる。だが、何をどうしようとも相容れない者たちなのだろうなということもわかっている。悲しい話だが、そんな輩の良心に訴えるなど無意味なのだ。立ち直れないほどの厳罰を受けるなど、大きなダメージを受け、大損をさせ、社会的に抹殺されない限りなくなることはないのだろう。そんなモノ相手に一個人ができることはたかが知れている。それでも陰で細々と、粛々と行動する。もはや自己満足の世界だ。
自己満足をやめるつもりはない。だがそれよりも、私のようなファンが彼のためにできる唯一にして最大の応援は、彼の活動に可能な限りアクションを起こし、世界の片隅のちっぽけな自分の世界からであっても、絶えることのない声援を送り続けることだと思っている。彼が、全身全霊でスケートに注いだ希望の光や祈り、願いが届いていると強く実感できるように。いつだって、選んで進んできた道が間違っていなかったと思えるように。
努力の日々を重ね、たどり着いたその先で、彼の最高の笑顔が見られますように。そして、歩んできた道を振り返り、無数に輝く私達ファンの声援の灯火を優しい瞳で眺めてくれたら、それだけで幸せだ。そんな想いで声援を送っている小さな小さなファンがひっそりとここに…。