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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

神宮の森が燃え上がる週末

2014年11月04日 | 大学・アマ野球

今週末は、
神宮の森が熱く燃え上がる週末となりました。

とはいっても、
数年前に比べるとおとなしいもの。

記憶にある数年前は、
神宮球場では優勝のかかった早慶戦、
国立競技場ではナビスコカップ決勝、
秩父宮では大学ラグビー。
おまけに神宮第2でも高校野球東京都大会決勝だったかなあ?!

そんな記憶をひもといていたら、
その時の記事もありました。

http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/65228d1696e8f7dbc4802816d6de4e4c


その時に比べるとまだまだの盛り上がりと言えなくもありませんでしたが、
11月第1週の週末は、
『神宮の森』にとっては一年で一番盛り上がる、
”熱い週末”であることは間違いありません。

今年は国立競技場でのイベントがありませんので、
神宮+秩父宮
での熱き戦いでした。

秩父宮では、
大学対抗戦の優勝をカギを握る2試合が、
日曜日に行われました。

2試合とも全勝対決の、
帝京大vs早大
明大vs慶大


しかし4強の争いは、
2試合ともに最後は大差での決着となりました。

明大 40-17 慶大
帝京大 55-11 早大

明大は接点の強さで慶大を上回り、
競り合いを抜け出すと一気に決着をつけました。

帝京大は、
もうこれは相手が早稲田と言えども、
全く相手にならないぐらいの力の差を見せつけました。

帝京大は毎年進化を見せてきていて、
昨年のチームが『大学史上最強』ではないかと思ったりしていましたが、
今年はさらにその昨年をも上回るぐらいの力を持っていますね。

年明けの『決戦』に向けて、
更に充実度を増してきています。
特にリザーブで出てきた選手たちの充実ぶりは、
全く他の追随を許さないという感じですね。

ひょっとしたらBチームで大学選手権に出ても、
日本一を狙えるぐらいの陣容かもしれませんね。

V7の新日鉄釜石や神戸製鋼のような、
まさに『他の追随を許さない』チームが出来ています。
今年も大学選手権の連覇は間違いないように感じられます。

それ以上に、
挑戦し続けている『トップリーグ4強を倒す』という目標にどこまで迫れるのか、
期待を持って見ていこうと思っています。

さて、
土曜日に雨で中止となった伝統の東京六大学野球、早慶戦。

どちらかが連勝すればそのチームの優勝、
1勝1敗になれば明治の優勝という面白い局面になって迎えた早慶戦。

初戦に早稲田が大竹の好投などもあり慶応に勝利して、
慶応の春秋連覇の夢が潰えました。

普通に考えれば、
そのまま勢いに乗って早稲田が連勝してもおかしくないのですが、
そうはいかないのが【早慶戦】というもの。

さすがに慶応は、
『目の前で早稲田に優勝だけはさせない』
という意地が炸裂し、
昨日の第2戦は終始試合の主導権を握り続けて、
5-4と雪辱。

結局優勝は、
『果報は寝て待て』
ではありませんが、
明治の頭上に輝きました。

明治は2季ぶりの優勝です。

追い詰められてからの反発力と言おうか粘り腰と言おうか、
そのあたりが他の5校よりも上回って、
今年も最後に一歩抜け出しました。

明治神宮大会で、
3年ぶりの六大学代表としての優勝を狙います。

組み合わせを見ると、
春の全日本大学選手権で話題を独り占めした剛腕・田中を擁して優勝候補の一角に上がる創価大との対戦あたりが、
ヤマになりそうな気がします。

明治の今季の戦いぶりは『1勝1敗からの粘り・反発力』が際立った印象がありますが、
裏を返せば『負けのゆるされない、トーナメント戦での戦い方はどうなのか?』
という心配もついて回ります。

まさに『上位6,7校が横並び』にあると目されているこのトーナメントで、
真価を発揮したいところだと思います。


ということで、
国立はお休み中でも、
まだまだ神宮の森は盛り上がるだけの要素はいっぱい。

今度の週末は高校野球東京都大会決勝に、
ラグビー日本代表のマオリ・オールブラックスとの対戦もあります。

そして来週末からは明治神宮大会が開幕。

色づく木々に晩秋の訪れを感じながら、
大観衆を待っている、
神宮の森なのです。


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