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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

三浦隆司 内山高志 ボクシングスーパーチャンプが引退

2017年07月30日 | ボクシング

ボクシングファンとして、
こんなに寂しい日はありませんでした。

スーパーフェザー級の世界チャンピオンとして世界に君臨し、
我々にKOのすごさを体感させてくれた、
元世界チャンピオンの二人、
三浦隆司選手と内山高志選手が、
相次いで引退を発表しました。

”ボンバー”三浦選手は自身のツイッターで引退を表明。

まだ先日のLAでの世界挑戦の興奮が冷めやりませんが
『やり切った』という自身の気持ちの中での、
引退となりました。

先日の試合は本当に残念でしたが、
内山との直接対決に敗れてから、
その戦いの拠点を海外に移してぐんと成長。

これだけ一気に成長した選手は類を見ないほど。
そして日本人選手でも、
ラスベガスを中心としたアメリカのリングで、
これだけ戦えるんだということを示してくれた「先駆者」でしたね。

『メキシカン・アサシン』
と言われるほど、
この階級に数多そろったメキシコの強豪にとっては、
脅威の存在でした。

素晴らしい戦い、
そして豪快なKOの数々は、
決して忘れることができません。


そして内山高志選手。

世界チャンピオンになってからというもの、
11度の防衛を重ねたKOキング。

そのド迫力の戦い方は、
世界の評価も本当に高かったです。

一発一発の破壊力もさることながら、
そのコンビネーションも素晴らしく、
ボクサーの見本のようなファイターでした。

昨年4月、
忘れもしないコラレスとの対戦で、
まさかのKO負けを喫して2010年から守り続けてきた世界王者から陥落。

そしてリベンジを誓った年末のリベンジ戦で返り討ちを食らい、
その後現役続行か引退かファンをやきもきさせましたが、
この日「モチベーションが上がらない」ことを理由に、
引退を表明しました。

内山チャンプ。

本当に類まれな能力を備えた、
『日本に現れた歴代最高のボクサー』とまで言われましたが、
惜しむらくはその防衛ロードの組み方だったのではないでしょうか。

もっともっと、
世界に出て戦ってほしかった!

三浦選手のような路線を取っていたら、
もっともっと世界からリスペクトされる、
世界に冠たるボクサーになっていたのではないでしょうか。

本当に2012~14年ぐらいの全盛期の内山の試合っぷりは、
そりゃあ凄かったですから。

アメリカのボクシング好きたちの脳裏に、
「ウチヤマ」
という名前を刻み込んだのは間違いなかったでしょうから。

惜しい・・・・・惜しすぎた。


とはいえ、
11度の世界連続防衛は、
光り輝く金字塔だと思います。


二人のスーパーチャンプ。

できれば両者ともに世界チャンピオンの時に、
ものすごい統一戦をやってほしかった!

いまやそれも、
はかなき遠い夢です。

しかし。。。。


消して忘れることのできない二人のKOキングに、
心からの感謝を送りたいです。

ありがとう!!!

そして、お疲れさま!!!

いつもそのファイトに、
心を震わせていました。


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