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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

学生野球最後の舞台 明治神宮大会

2010年11月09日 | 大学・アマ野球

13日から、
”学生野球最後の大舞台”ともいえる、明治神宮大会が始まります。
大学野球では、文字通りの日本一を決める大会です。
春の全日本大学野球選手権とならんで、大学の2大タイトル。
代表になった各学校は、最後の戦いに向けて気合が入っていることでしょう。

高校は”プレ・センバツ”の位置づけの全国大会。
各地区の秋季大会の優勝校が集う大会です。
この大会の代表のすべての学校は、センバツ出場がほぼ確定的。
『選抜という本番を前に、本気を出して勝ちに行くのか、それともいろいろと試す大会にするのか』という点で、やや大会のトーンが気になるところはあるものの、
正真正銘『センバツ出場校同士』の戦いが見られるとあって、
ワタシのような『高校野球フリーク』には垂涎の大会なんです。
だって、
東京地区で高校の全国大会が見られるのって、
この大会だけなんですから。

サッカー(全国高校サッカー選手権;国立競技場)も、
ラグビー(全国選抜大会;熊谷)も、
バレー(春の高校バレー;東京体育館)も、
バスケ(ウィンターカップ;東京体育館)も、
メジャーな大会はすべて東京で見ることが出来るのに、
一番好きな高校野球は聖地・甲子園にいかなければ見ることが出来ない。
そこがまた、いいところなんですけどね。

さて、
簡単に展望してみましょう。(というか、見どころです)

【大学の部】
組み合わせ; http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2010/2010jingu_college.html


注目はやはり早稲田。
ブロックに強豪が見当たらないため、
順当に決勝まで勝ち上がると思われます。

注目されるのは投手の使い方。
斎藤-大石の必勝リレーでの戴冠をもくろむでしょうから、
決勝の先発はまず斎藤で決まりでしょう。

となると、
初戦斎藤、準決勝福井、決勝斎藤という順番で来ることが予想されますね。

早稲田にとって悪夢の試合展開は、
慶応第1戦のような感じですかね。
この展開にならなければ、
まず決勝に進出するのは固いでしょう。

反対ブロックは大激戦。
注目されるのは、
大エース・菅野を擁して選手の素材の良さで勝負する東海大と、
注目選手がいない代わりにカサにかかって攻めて全員野球を身上とする国学院大。
この両雄の激突は、必見だと思います。

東都大学リーグで沢村、東浜、乾、藤岡ら好投手に対峙してきた国学院大は、
さすがの菅野でも完全に抑えるのは至難の業。

菅野vs国学院打線の対決は見ものですね。

しかし、
その東海大がまず迎え撃つのが、
剛腕・塩見を擁する八戸大。

連投になるであろう塩見の調子が心配ではあるものの、
菅野vs塩見の投げ合いも必見。

要するに、
どの試合も”見逃せない”っちゅうこってすわ。

それでも強引に予想するならば、
早稲田vs国学院 の決勝。

『何かを持っている』斎藤の有終の美か、
とおもいきや、
【実力の東都】の力を存分に発揮した国学院大が、
大接戦を制して初出場・初優勝を飾ると思います。


【高校の部】
組み合わせ; http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2010/2010jingu_highschool.html

高校の部は、
前述の『本気度』の問題もあって、
予想は大変に難しいのですが・・・・・。

まずはこの組み合わせの方法、
ちょっと疑問ですね。
例年のことですが、上が西ブロック、下が東ブロックと明確に分けています。

どうしても西ブロックに有力校が集まりますので大激戦になって、
勝ち抜いてきた学校が決勝ではコロッとやられてしまうケースが目に付きますね。
組み合わせの作り方にも一考の余地ありです。

いずれにしても、
関西vs明徳義塾の対戦が初戦に組まれ、
その勝者が鹿児島実と対戦という厳しいブロック。

見ているほうは楽しいのですが、
やっているほうは大変だと思います。

この3チームに、
大垣日大(東海)と天理(近畿)の勝者の激突が準決勝。
どのチームも昨年の春か夏の甲子園を経験し、
投手も経験豊富だという同じ特徴を持ちます。
なんとなく『腹を探り合う』対戦が予想できる中、
阪口監督の大垣日大が有力ではないかという気もします。(あくまで明治神宮大会に限っての事。選抜ではまたその戦力はガラッと変わると思います)

下のブロックは、
地元の浦和学院(関東)と日大三(東京)に有利に作られている気がします。
お互い2回戦からの登場ですし、
地元の利もあり、しかも公式戦の間隔が空き過ぎていない。

浦和学院は明治神宮大会には初登場ですので、
『戦い方』という面では一抹の不安を抱えていますが、
順当に行けば決勝の切符をとってもおかしくはない戦力をそろえています。

日大三は、本来ならば候補の一角に挙がる大型チーム。
しかし、この大会では肩に疲労を訴えるエースの吉永を温存する可能性が大きいので、
決勝まではたどり着けないと見ています。

東北・金沢も好チームですが、
連戦を勝ち抜く力はないのではと見ていますが、どうでしょうか。

決勝の予想は、
一応は大垣日大vs浦和学院。
優勝は大垣日大としておきます。

全く自信はないです。

さて、
この大会が終わると大学球界は1年が終わります。
高校球界でも3月のセンバツ開幕まで、長い冬眠に入ることになります。

オフシーズン前の最後の大会。
日本シリーズに続いて、
野球の面白さを堪能しましょう。


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