今年の明治神宮大会が開幕しました。
昨日も底冷えのする寒さでしたが、
やっぱり神宮大会はこういう気候じゃなきゃね。
観衆も、
少し震えながら見るぐらいが、
ああ、神宮大会だなあ・・・・って感じです。
昨日は高校2試合、大学2試合が行われました。
高校の部では、
まず関東一が熊本国府を6-2で下して大会初勝利。
90年代の終わりぐらいから、
明治神宮大会はリニューアルして、
各地区の秋季大会の優勝校が集うようになりましたが、
その前は北海道、東北、東京、北信越は秋季大会優勝校が出場していましたが、
その他の地区はそうではなく「推薦校」が出場する大会でした。
ということで、
優勝校が出場する地区から明治神宮大会の優勝校が出るのが定番。
特に東京は地元という事もあり、
しばしば優勝していました。
しかし関東一はこの時までは、
東京大会でなかなか優勝できなかったんですね。
関東一がこの大会初勝利だというのを聞いて、
ちょっと意外な感じがしました。
まあ、
思い出してみても、
関一が勝ったところ、
確かに思い出せません。
しかし昨日はいい戦いでしたね。
今年の関東一、
ワタシにはなかなかいいチームに見えます。
例年よりも投手を中心とした守りが一段上ですね。
第2試合は、
星稜が広陵に7-6の逆転勝ち。
内容は完勝でした。
広陵は3年連続のこの大会決勝進出を狙いましたが、
星稜に初戦で敗れました。
この両校の対戦で思い出すのは、
2018年の明治神宮大会初戦。
星稜の奥川が、
強打の広陵に対してものすごいピッチングを披露。
まさに「超絶」という言葉が似合う素晴らしいピッチングで、
7回3安打11三振無四球で完封。
星稜が9-0の7回コールドで勝った試合でした。
奥川は注目のピッチャーでしたが、
予想以上に素晴らしいピッチングで、
「あ~いいもの見た~」
って感じでしたね。
それ以来の再戦でした。
あのときの奥川は、
ワタシが直接見た中では、
田中将大が2年秋にこの大会に登場した時と同じぐらいの、
衝撃的なピッチングでした。
その後出てきた大学生ピッチャーのだれよりも、
奥川の方が球の切れ、コントロールすべてに上回っていましたね。
秋の衝撃のピッチングといえば、
この奥川と田中マーくんのピッチングがすぐに思い浮かびます。
第3試合からは大学の部。
第3試合には西武ドラ2の上田擁する大商大が登場。
しかし九州からやってきた日本文理大に序盤から捕らえられ4回でKO。
同じくドラ2の高もリリーフに立つものの、
その後も小刻みに点を加えられ、
大商大は全くいいところを見せることなく7-3で敗れ去りました。
日本文理大の攻撃力、
なかなかいいですね。
期待の持ているチームです。
第4試合は日体大が終始中部学院大を圧倒して7-2の勝利。
実力を見せてくれました。
まあ、完勝でしたね。
日体大は優勝まで駆け上がってもおかしくない実力を備えたチーム。
2回戦は関西第1代表の天理大と、
そしてそれを勝ち上がると準決勝で、
順当に行けば慶大と激突します。
激戦になりそうですね。
ということで、
秋の祭典が始まりました。
さて、
どのチームに栄冠は輝くのでしょうか。
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