SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会 総括

2011年11月28日 | 大学・アマ野球

 


学生野球の祭典、
第42回明治神宮大会が5日間の日程で行われました。

高校の部、大学の部ともに、
タイブレークが続出する熱戦続きでしたが、
昨日の決勝では大学の部で明治が5度目のV、
高校の部では光星学院が初めてのVを達成しました。

大学の部は、
明治・野村の独り舞台でしたね。

一昨日の準決勝・東北福祉大戦で7イニングを無失点に抑えると、
昨日の決勝でも愛知学院大を完封。
その投球能力の高さと総合力は、
やはり今年の大学球界では群を抜いていました。

春の大学選手権は東洋大・藤岡が力を見せつけましたが、
秋の明治神宮大会ではこの明治大・野村が力を見せました。

ドラ1のふたりは、
やはり今年の大学球界の”左右のエース”でした。

それにしても野村は、
すべての球の精度が高いというか、
投手としての能力は群を抜いていますね。
プロ野球でどのくらい活躍できるのか、
注目しています。


高校の部は、
夏の選手権で準優勝を飾った青森の光星学院が、
貫録のVを達成しました。

夏の準Vメンバーから、
田村、北條の主軸に天久、城間の4人が残り、
がっちりとチームの”核”を形成しています。

心配されていた投手力でも、
今大会で本格派の金沢にしっかりと目途が立ったようで、
センバツでも期待されるチームです。

『秋の日本一』
ですから、
当然センバツでも優勝候補に挙げられると思いますが、
その重圧に打ち勝って上位を目指してほしいと思っています。

ところで、
この光星学院の優勝で『明治神宮枠』として設定されている選抜出場校枠は、
東北地区に渡ることとなりました。

東北地区は従来2校選出の地区でしたが、
これが3校に増枠します。

この恩恵に浴するのは、
岩手県の花巻東高校だと考えられます。

花巻東としては、
前回の選抜に出場した時も秋の東北大会4強どまりで、
センバツは選ばれるまでわからない状況でしたが、
今回もまた東北大会4強での選出となり、
ラッキーが転がり込んできました。

秋はケガで登板のなかった”ドラ1有力候補”の大谷投手も復調してくるでしょうし、
センバツでは光星学院と並び『優勝候補』の一角に上がってくることが予想されます。

ワタシも東北大会の結果から、
花巻東の選抜出場はあきらめかけていましたので、
この日のニュースは嬉しいものとなりました。

センバツは面白いことになりそうです。


さて、
これで2011年の野球は、
ひとまず終了です。

後はセンバツまで、
約4か月弱の”冬眠”に入ります。
この期間、
3月上旬までは練習試合すらも行われません。
完全な【オフシーズン】ですね。

ゆっくりと来年の開幕まで、
英気を養うことにしましょう。


しかしスポーツということで見ると、
サッカー、ラグビーのシーズンはこれから深まりを見せていきますし、
箱根駅伝もあります。
ウィンタースポーツも続々開幕してきますし、
NFL,NHLなど海外のスポーツも花盛り。

まだまだお楽しみは続いていきます。


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