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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第98回全国高校野球選手権大会 地方予選を振り返る

2016年08月03日 | 高校野球

第98回全国高校野球選手権大会地方予選。

今年も実にいろいろなことがありました。

”高校野球界の盟主”ともいうべき大阪桐蔭が敗れたのをはじめ、
かつての王者・PL学園はその60年にわたる歴史にいったん幕を下ろしました。

昨年全国制覇を達成した東海大相模は、まさかのコールド敗退。
そして出場が待望されていたスラッガー・清宮擁する早実も、
厳しい西東京大会の洗礼を浴び、甲子園出場はなりませんでした。
春の選抜で輝いた高松商をはじめとする32チームでは、
半数以上のチームが『春夏連続』ならずに舞台から去っていきました。

そんな中、
新チーム結成から、『甲子園で見てみたい』と言われていた剛腕の多くは、
厳しい予選を勝ち抜いて甲子園までたどり着きました。

”高校ビッグ3”と言われる履正社・寺島、横浜・藤平、花咲徳栄・高橋昂の3人は、
見事なピッチングで甲子園を手繰り寄せる原動力となりました。
特に寺島と藤平は『最後のチャンス』を生かしての甲子園初見参。
彼らの『長年秘めていた思い』が爆発するピッチング、
楽しみでしょうがありません。
念願の初出場を飾ったのは9校。
その中でもクラーク国際、八王子、出雲などはうれしい『春夏を通じて初めて』の出場となりました。


今年の予選は、
データで見てみると『波乱が多かったようで、実は結構順当な結果が多い』ということも言えると思います。

ワタシが大会前に予想した中では、
こんな結果が残りました。


【地方大会の予想と結果】
            東北  関東  中部  近畿 中四国  九州  全体   
◎(筆頭候補)     3校  7校  5校  3校  4校  3校  25校  51.0%
○(優勝候補)      2校  0校  1校  2校  1校  2校   8校  16.3%
△(ダークホース)   1校  2校  1校  0校  2校  1校   7校  14.3%
▲(展開はまれば)   2校  0校  2校  0校  2校  0校   6校  12.2%
(無印)        0校  0校  0校  1校  0校  2校   3校   6.1%



こう見ると、
今年は例年と比べても、
結構順当に予選が進んだのではないかと思います。

そして毎度のことですが、
まったく予想していなかった3校の皆さん、ごめんなさい。
(市尼崎、唐津商、嘉手納)
おみそれしました。
甲子園での健闘を祈っています。

それにしても、なんで嘉手納を全く無印にしていたのか、自分自身で理解に苦しみますよ、まったく。力のあるチームということはわかっていたので、なぜなのか・・・・・・・不明です。


ということで、
今年も楽しい1カ月にわたる戦い、
地方大会が幕を閉じました。

甲子園は言ってみれば、
ご褒美大会のようなもの。

各選手の皆さんも、
今までやってきたことを、
すべて出し尽くすんだ!という気合で、
勝ち負けにあまりこだわらずに”夢の大舞台”を楽しんでほしいと思います。


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