黒烏Crow(クロウ)

なんとなくな記事を書いてます
ゆったり見てください
メールはangelea@mail.goo.ne.jpです

彼氏(あり)15

2008年12月13日 22時04分14秒 | Weblog
<彼氏>15
>直樹「さてと おれはそろそろ行くよ」

>男「うん ありがとう 少しは自身がついたよ うまく行くかは別として 一歩だよね
ありがとうございます
それとそのポッケに入ってる写真見せてください」
>直樹「これかい はいどうぞ」
>男「コレって赤ちゃんの時の写真?」
>直樹「何故かコレだけは大事に持ってるんだよね」
>男「あの先輩の家って どこなんですか?」
>直樹「え?オレの家?」
直樹は思った 家に来るのはかまわんが あの家はオレの家であって家でない
正確には 現在はオレの家ではない
ん~どうしよう?

>直樹「別にいいけど 半年・・・いや1年後においで んで住所は・・・・県
・・・・市・・・・・・」
といいながら メモをとった

>男「なんだか良く分からないが 分かったよ 絶対にこのお礼はするから」
>直樹「わかった わかった 期待しないで待ってるよ じゃまたな みんなもまたね
君もこいつをいじめるなよ~ マスターも元気で どうもお世話になりました」
カウンターの奥にいるあこ子やマスター夫婦にも声をかけた

>あの子「もう!いじめないわよ」
「ガラガラ」直樹は 焼きそば屋の引き戸をあけた
直樹はなにかを思い出したように
引き返して
奥にいるあの子に向かって こう言った
>直樹「運命は変えられない しかし俺が変えて見せるよ 
じゃ~ 今度こそグッバーイ」
直樹は手の平を顔元で一回だけかるく手を振った

さ~て どうしようかな? かえる場所ないし

つづく
★ボクは あきらめないを応援したいね

彼氏(あり)14

2008年12月13日 00時51分42秒 | Weblog
<彼氏>14
>直樹「何? だめ? 足りない?」

>あの子「いや そうじゃないんだけど ココが忙しくて・・・・ごめんね」
>直樹「・・・・マジ? そういえば・・・(あたりを見わたした)実はココで話も・・・・?」
申し訳なさそうな顔をした
あの子は 軽く会釈して 行ってしまった
>直樹「ごめんね~」遠くに話した

>直樹「ひらめいた! お前ココでバイトしろ よし」
直樹はたちあがり あの子を尻目に 店主の所へ行き こう言った
>直樹「すいません 先ほどは ありがとうございます お礼と言ってはナンですが
こいつを使ってやってください もちろんお金は要りません お礼ですので」
男は何勝手に言ってんのみたいな顔をして とめようとしぐさをしたが
男に止める勇気は無かったのと同時に それも もしもうまく行ったら あの子と一緒だ・・・という 淡い期待をしてしまったのだ

>店主「いいのかい あんた? あんたさえ やる気があれば うれしいけど」
>直樹「よし決まり! やったな」
と ポンッ!と男の肩をたたいた
男は少し うれしそうに 「おねがいします」と言った
そして あの子は
>あの子「あしたからも よろしく!」
とサバサバした感じで 握手を求めて来た
男は ものすごく照れた様子で握手をした
>直樹「やったな! 第一歩だな」男に語りかけた
あの子はというと(?)の顔をした
>直樹「いや こっちの話・・・な?」
直樹は男の方を向きニシシという顔を男にした

>直樹「さてと おれはそろそろ行くよ」

つづく
★いいないいな いつでもどんなときでも 焼きそばが食える・・・ってそこ?
それより あの子の手料理が食べたいな・・・無理な妄想でした

彼氏(あり)13

2008年12月11日 19時18分06秒 | Weblog
<彼氏>13
>直樹「ホント?ホントだ何でもあるね よ~し あれも食べたいしこれも食べたい
よし! じゃ~焼きそば大盛りと 普通のひとつ と君!」
>あの子「やきそばかよ」突っ込みが入る

あの子は ニコッとして 立ち去った
>直樹「(・・・・・・)しかし どうにかならんかな とりあえず 何かしゃべれよ 気まずいだろ」
>男 「しゃべるったって 何を?」
>直樹「なんでもいいんだよ たとえば おっぱい大きいねとか・・・」
>男「そりゃ まずいだろ」
>直樹「そうだな オレならキャラだけどな・・」
とかなんとか 言ってるうちに
>あの子「お待たせ~ はい 大盛りと普通のと 私ね」
>直樹「ではさっそく って いいね 君いいね いいよ~ そうそう こいつさ このさえないヤツなんだけど・・・」
男は気まずそうな顔をした
>直樹「一緒に買い物 付き合ってやってよ」
>あの子「えっ?」
ちょっと困った様子だ
>直樹「いや こいつさ ファッションセンス ゼロじゃん だから君がプロデュースしてよ もちろんお礼はするからさ」
あの子はまた 困った様子だ
>直樹「オレも行くから ねっ? ねっ?」
さらに困った様子
>直樹「やっぱりオレがいるからか~って おいおいおい 君のも何か買ってあげるから」
口をようやく開いた あの子
>あの子「実は・・・うれしいんだけど・・・」
>直樹「何? だめ? 足りない?」

つづく
★やっぱり 乗りのいい子がいいね それは可愛くなくても ボクはそっちの方がいい ボクは乗り悪いけど・・・とかなんとか

彼氏(あり)12

2008年12月10日 19時45分23秒 | Weblog
<彼氏>12
>直樹「あっそうだった」

今、思い出した 男はずっと待っていた様子だ
>直樹「よし!中に入ろう!」
>男「いや でも 中には・・・・」
>直樹「まさか ずっと外で待ってたのか?」
>男「そうだけど それに その・・・姿が見えなかったから」
直樹は人差し指をアゴに触れて 上を向き 考えるポーズをとった

>直樹「そうか オレ奥で寝てたからな~ あの子とね」
とギャグを交えて言ってみた
>男「・・・・」
>直樹「・・・・まっ とにかく 中に入ろう」シャレのわからんやつめ
なかば強引に男の手をとり中に入れた
そして
ガラガラ・・・
>直樹「こんにちは~ひさしぶり~」
さわやかな感じで少し大きな声で言った
>あの子「・・・ひ ひさしぶり」
あの子は少しビックリ ニッコリして言った
そして直樹はあの子の目を追った
この男を見て どんな表情をするか 観察するためだ
ちょっとでも 嫌な顔をしたら望みは・・・・
すると あの子は男を見て
友達に久しぶりに会ったような ニッコリした顔をしてこう言った
>あの子「こんにちは!」
直樹はホットしたような残念なような 複雑な感じだ
やっぱり この子は最高だ
>直樹「よ~し食うぞ~ ココの焼きそば おいしいんだぞ」
>男「・・・・」
>直樹「お前 なんかしゃべれよ お前も 焼きぞばでいいだろ? って言うか焼きそばしかないけど 」
>あの子「いやいや 他にもありますよ」
失笑して言った
>直樹「ホント?ホントだ何でもあるね よ~し あれも食べたいしこれも食べたい
よし! 焼きそば大盛りと 普通のひとつ と君!」

つづく
★今日も一日焼きそばのことで頭がいっぱい
もうひとつ あの子のことで頭がおっぱい・・・・「なんじゃそりゃ!」

新章スタート(あり)11

2008年12月09日 19時33分47秒 | Weblog
ここからは今まで載せたことのない話です

<彼氏>11
>直樹「おじさんって?」
話を切り替えた

>女の子「いとこなんです」
・・・・いとこ?いとこってなんだ? 
直樹は いとこなど 親戚関係がいっさい無かったのだ
なのでピンとこない
>直樹「そうそう ごちそうさま 」
サイフを出そうとしたら
>おじさん「お金はいいよ またおいで」
>直樹「えぇ~ホントっすか?」
>女の子「えぇ~うっそ~ とか言って たまにあるのよこういうの ホント商売気がないというかなんというか 」
女の子はあきれた感じに笑顔を見せた
>直樹「ありがとうございます そろそろ帰ります また来ます 絶対に来ます すぐ来ます」
ガラガラとドアを横に開けて
外に出た そこにはあの男が
>直樹「あっそうだった」

つづく
★すみません小出しで 小説と言ってもホントに小説で短編と言った方が早い感じです なので小出しで

あ~あの焼きそばもう一回食べたい~ あの子とたべたい~
って無理じゃね~? 

彼氏(あり)10 前回分終了

2008年12月08日 21時01分20秒 | Weblog
今回で前回分が終了します
いままで読んでくださった方々
(いるのかな?)
ありがとうございます
次回から新たなお話がスタートします
もしも最後まで読んでくだされば幸いです
感謝です
感激です
おねがいします

<彼氏>10
そういえば眠いな・・・
アレから競馬行ったりして寝てないや
どこで・・・・
いいやココで寝てしまおう
どうせ家も車も無いから
(左手を伸ばしうでに顔を乗せるようにして寝た)
>おじさん「お客さん 眠いのかい? だったらこっちに上がって寝ていきなよ」
直樹は顔だけを少し浮かせ
「えっ? いいんですか?」
>おじさん「いいよ こっちにコタツがあるから ゆっくりしていきなよ」
>直樹「ありがとうございます お邪魔しま~す」
直樹はコタツに奥まで入り すぐに寝てしまった
そして夢を見ていた
(ねえ おじいちゃん どうしてボクにはお父さんとお母さんがいないの?)
(運命は変えられない 直樹も大人になればわかるよ)
(そっか ボクまだ子供だからわかんないや)

直樹にはお父さんお母さんがいなかった


直樹はうっすらとナミダを浮かべていた
何時間経っただろうか なにやらガヤガヤして ゆっくり目が覚めてきた
「また あの夢を見たな・・・・運命は俺が変えてやる これから変えてやる・・・・
俺にはこれがある」
ふと今の状況に気がついた
おっとココはどこだ???
・・・・そっか!
ってどこだ?
って焼きそば屋だろ

そしてにぎやかな方 食堂を覗くとカナリのお客さんと どこかで見たような
かわいい女の子がいる その子はエプロンをして アルバイトをしているようだ
どこかで見た事あるのだが 思い出せない でもかわいい
あのこと付き合おうかな?
(上から目線だ)

ようやく気がついた
そうか! 制服を着てないから分からなかったのだ
あの子だ!
(直樹はコタツから ガバッ!っと起き上がった)
いてて 手がしびれてる
>直樹「おじさん ありがとう 」
>おじさん「お!生きてたか?」
>女の子「プププっ ごめんなさい 話はおじさんから聞いてるわ」
お!この子 いいね いいよ なんかいいよ
>直樹「はははっ 三途の川をUターンしてきました」
>女の子「・・・・」
この手のギャグは慎重にしないと 逆効果!
>直樹「おじさんって?」
話を切り替えた

つづく
★いや~ 文って難しいね これでもホントにあってるのかどうかさえ
わかりかねます
多少リメイクしましたが たいして変わりません
暖かい目で見てください

明日いい日にな~れ

彼氏(あり)9

2008年12月07日 21時26分42秒 | Weblog
<彼氏>9
>男「えっ?無理だよ ママに怒られちゃうよ」

>直樹「・・・・・ばかかこいつ まぁいいや 終わったら付き合え」
>男「わかりました 今日は木曜日だから5時間だから ちょっと早いから あそこの焼きそば屋でまっててよ」
>直樹「なぬ!焼きそば~ よ~し いっちょ食べてみるか ジャ!」
>男「ジャ!」
直樹は店に入り(朝からやってる店って?)
学校の近くだからか 朝から営業していた
>直樹「おじさん 焼きそば大盛りでひとつ」
そういうと 一番奥の四人がけの席に1人でこちらを向いて座った

「ふ~なんだったんだろうか? いろんな事がいっぺんにあって良く分からなくなってきた」(誰に聞かすわけでもなく 独り言をしゃべっていた)
後ろポケットからサイフを取り出し中から写真を取り出した
その写真はなんか不思議な写真だった
赤ん坊の時の写真なのだが パウチされてるのだ
(パウチとは薄いプラスチックのような透明の板を両側からはさんであるやつ)
直樹が生まれた時ってパウチあったのだろうか?
あんまり自分の写真はもってないがこの1枚だけは なんとなくいつも持ち歩いている
他の写真はパウチされてないのに これだけが?
だがもう20年近く持ってるのでクシャクシャだった
しかもコレだけネガが無い
(ネガとはフィルム写真の現像用のフィルムのこと)
しかし いつみても不思議だよな~ この写真・・・・・なにかが不思議なんだよな~?
おじいちゃんとかに聞いても 「ワッツ?」とか言って よくわからんし
そんなことを考えていると焼きそばが来た
「お待ちどうさまです」
「お!うまそう いただきま~す」
割り箸を割って紅しょうがをちょこっと一緒にして口に入れた

「そうだ!  あいつのことどうしよう?って ココはうまいだろ」
っと自分に突っ込みを入れた
うまい!ホントにうまい 大盛りにして良かった
でも初めて知ったなココの店 未来にもあったかな?
それより 子供のころから あったのかな?
「この店 何年くらいやってるんですか?」
直樹は調理場にいる おじさんに聞こえるように すこし大きな声で言った
すると
「もうかれこれ20年くらい前からかな?」
そんな古いんだ・・・オレが生まれたころからやっていたんだ
まったく気がつかなかった
しかしその後の会話がなく すこし気まずい雰囲気のまま
黙々と食べていた

それよりも あいつのことどうしよう あ~言った手前 なにかしてあげたい
どうせだめなんだから 
でも何をしてやれば・・・・
直樹も経験豊富ではなかった

そうだ!
「うまい」
この焼きそばうまい
のは分かってるって
・・・・・・・
あいつ何時ころ来るのかな?
・・・・・カクっ
(ひじを着いて手にアゴを乗せていた上体から
アゴがズレ落ちた)

そういえば眠いな・・・

つづく
★昨日やきそばを 会社仲間=マブ達と楽しく食べに行きました
また行きましょう
ところで そのスティッチとブサイクは誰に?
ボクがHAKUEI適だったりして

彼氏(あり)8

2008年12月06日 21時25分07秒 | Weblog
<彼氏>8
>直樹「・・・・・」直樹は返す言葉が無かった

しばらく沈黙があって口を開いた
>直樹「とにかく 何があったんだ」
しらじらしい質問だ
>男「ふられたんだよ あの子はボクの人生の中で・・・いやこれから先も あんなかわいい子には出会わないだろう 僕はこの学校へ入ってよかったと思ってる 」
>直樹「そうか~?そんなにかわいいか?」直樹は励ますつもりで言ってみた
もちろん直樹も同じ事を思ってるのは言うまでもない
>男「あ~かわいいよ おじさんには分からないけどね」
(なぬ~オレだって かわいいことくらい 分かってるよ)
直樹よ そこで気付くべきじゃないか おじさんって言われたことを だってお前まだ20代だろ
だが直樹はあまりそういうのは気にしなかった
昔いじめを受けていた直樹は年下からタメ口を言われたり
暴言を吐かれていたり していたのだ
なので そんなのいちいち気にしていたら ケンカも弱い直樹は この男には勝てるかもしれないが それで相手を選んでいたらだめだと思ったのだ
つまり 弱いから殴れる 強いから殴られるをやめて
自分からは強い者にもできないことを弱い者にもしてはいけないと思っている というので慣れてしまったということだ

>直樹「よし オレが何とかしてやるよ」変なおせっかい心がうずいたのだ
>男「どうせ むりだよ」
>直樹「無理かどうか オレに任せろよ 時間はいくらでもある 近い将来 そうだな後半年したら 裏切るかも知れないが気にしないで」
男は不思議な顔をした
>直樹「いやいやこっちの話」半年後に告白してることを思い出した まぁどうせ ふられてるんだし 気にしない気にしない
なぜオレはこいつを助けてんだ?
だがこいつには なんかあるんだよな
なんとなくだけど オレとかぶるというか 幼きオレに似てるというか
こいつはココで終わらずに 変われるような・・・変えたいような・・・・
とにかく ほっとけないんだよね

>直樹「とにかく 今日はサボっちゃえよ そして作戦を考えよう」
>男「えっ?無理だよ ママに怒られちゃうよ」

つづく
★こちらがとか向こうがとか どんなに思っていても叶わない恋って哀しいね
でも両想いなのに すれ違いや誤解などから かってに片思いと勘違いして
かってに終わりにしてる人多いんじゃないかな?
がんばれ みんな~
そして ボク~
あっ!ボクは片思いの方のみだね

彼氏(あり)7

2008年12月05日 19時20分30秒 | Weblog
<彼氏>7
あのどう見てもさえない あいつが?
そうだな・・・どこのクラスにもいる
いじめられっこのような 身体も弱そうで
服もボロボロ 袖に鼻水の跡があるかのような学ラン
ズボンも靴下が出てしまうくらいのつんつるてん
ボロボロの運動靴
洗ってないような髪もボサボサ
勉強もしてないのにメガネをかけてる風

(あいつが彼氏~~)
と目をギョギョっと大きくして
心で叫んだ

頼む違うと言ってくれという反面
あいつよくやったと思った
なぜなら直樹は昔いじめを受けていた
すこし自分とかぶせ あいつに共感をもっていたのだ
オレも自分を分かっていた
なんども なんども子供のころに ふられた思いが甦り
少し涙がでてきた
だから あいつがあんなにかわいい子と付き合ってても

 心優しいあの子なら
きっと ありえる話だと 思ったが
その役はオレだよ とも思った

しばらくあの2人の様子を見ることに
すると少し会話をした後に
女の子が頭を下げていた

なんだ?
男はその場で立ち尽くし
今にもひざから崩れ落ちる勢いだった

女の子はいなくなり見えなくなっても
まだ男は その場にいた
そして 近くから おそらくその子とこの男の学校だろうと思う方向から
チャイムがなった
たぶん始まりのチャイムだ
なのに こいつはまだその場に立ち尽くしたままだ
そして とうとう崩れてしまった
ひざが着き手が地面に着いて 頭が振り落とされた

まったく・・・
直樹は男の所へ向かった
どうした あの子は彼女じゃないのか?
直樹はドキドキしながら 違うという返事を待っていた
そして
しばらくして その男は顔を少し上げ こちらを見るように
言った
「彼女じゃない」(顔はくしゃくしゃで 子供が泣いてるようだった)
直樹は言った
「だろう そうだろう (かわいそうなことを平気で言った)あの子はかわいいもん
オレが付き合うことになってんだから」
すると その男はひざをついたまま半身立ちあがり
ビックリしたように
「えっ?そうなの?あなたのことが好きなの?」
>直樹「えっ!いいいいや(直樹はあせった)そうじゃないけども そうだったらいいのになってことだよ」
>男「だよね あの子 同じクラスの人が好きだって言ってたもん」
>直樹「・・・・・」直樹は返す言葉が無かった

つづく
★だめもと その勇気を認めようではないか・・・
なぜ?イケじゃないと告白しちゃいけないのだろうか?
だめイケだからこそ彼女がいなく だめイケ程かわいい子がほしいのだ
ボクなのだ
恋をしてる子って みんなかわいいよね


彼氏(あり)6

2008年12月04日 20時01分45秒 | Weblog
<彼氏>6
しかし あの子以外考えられない
どうせだめなんだ あの子も言っていたが
《めげないでね もしかしたら 心変わりがあるかもね》
と言っていたので あの子に励まされる感じだ
たださっきも言ったが 2回目だけど1回目 だけど
過去に言って未来があの結果だから 結局同じか・・・
だけど 過去に言ってないので 一応チャレンジする価値はある

いつなんだろう?
とりあえず半年前に行ってみよう
よしさっそくピポパ GO~
今度は場所も考え人影に行きボタンをおした

「よし 今度は成功だ」

え~っとコンビニ コンビニあった
今日の新聞と時間だ・・・
よし半年前だ 時間もちょうどいい自分の時計とバッチリ合ってる 今から行けばあの子に会える
いそげ
直樹は走った走った そして走った
だってあの子に会いたいから これなら体育の授業はAをもらえていただろう
とちょっとニヤケながら走った
もちろん あの子を思ってニヤケてるのだ

・・・ふぅ~ようやく着いた
時間はまだのようだ・・・
早く来ないかな~ ここで告白するとそうだな 競馬を朝から夕方まで やっていたので
ボク時間(お!ボク時間!ボクにしかない言葉だ)
直樹はうれしさがこみ上げてきた 早く誰かに話したいボク時間・・・
くぅ~感激!けど誰にも言えない あ~もどかしい

そうボク時間でいうとだいたい一日たってないのにまた告白?
これって ありえなくないか?
普通なら
絶対にしつこいと思われるがしかしボク時間なのだから
大丈夫!
なんと言ってもボク時間
そろそろだな~ボク時間
あれ?もう授業が始まってる時間か
おっ~と 誰か来た・・・あの子か? だんだん近づいてくる
違うな~(てめ~なんかに用ね~んだよ)
あっ~と この子か?ちが~う
この子か?ちが~う
みんなを見てるから変な目で見られてるよ
結局学校の時間になってしまった
あれ?おかしいな?あの子いなかったな
見落としたか?そんなはずは無い あの天使は見逃すはずがない
今日休んでるのかな?
でも待てよ・・・みんなジャージだったな・・・
もしかして もしかするよ
今日は日曜日?
直樹は時計を覗いた
・・・曜日は表示されてるのかな・・・・あった 
SUN・・・ってことは・・・ってこれくらい僕にもわかりますよ~
「日曜日だ~」
アホな直樹だ さてどうする直樹
よし昨日へ ピポパ GO~
っと思ったが土曜日だからおとといへGO~
今日なら先ほどの変な目で見られていたが前の日だからいくらでも回避できるのだ
これなら犯罪を犯しても犯罪のやってない過去にもどれば犯してないのだから
捕まらないのだ でもよくは無い

そして金曜日
直樹は女の子を待った

こういうときは 周りを気にするものだ
下手なところを見られないためと
誰かがいると恥ずかしいからだ
同じ意味かな?
とにかく 最初からふられるのを覚悟してるかのようだ

直樹は周りを気にした
すると なにやらソワソワした変な男がうろついていた
おいおい お前早く学校行けよ お前がいるとオレの勇気が揺らぐだろうが
と心の中でつぶやいた

そうこうしているうちに あの子が来てしまった
こいつがいるから 無理じゃねーかよ
いいや いつでもできるじゃねーか なんなら昨日まで戻って
もう一度待って見るかな
アタック アタック あるのみ
女と時計は押しが大事
押して押して 押しまくれ
くぅ~またもでました オレにしか分からない名言!
あ~もどかしい~
おっと!
とうとう あの子が近くまで来たまったじゃねーかよ
でもオレは初めてではないが
向こうは初めてだから

いわゆる他人なのだから気にしなくていいのだ

その時 さきほどの
変な男があの子のところへ・・・
まさか!あの子の彼氏?

あのどう見てもさえない あいつが?

つづく
★ボクもさえない~ ホント運命って なんだろう?