ペッピーノさんのドラレコ不調の件。
思った通り、SDカードを新しいのに交換したら、簡単に復旧しました。
やっぱりマエストロに相談しなくてよかった。
機械音痴なんだなー、と思われちゃったでしょうからね。
本体の方は、相変わらず問題なしです。
というより、使い込むほどにどんどん調子が良くなってくる感じ。
足回りが、乗り始めのころよりしなやかになっている気がするし。
ミシュランPrimacy4のタイヤも、悪くないんじゃないかと思い始めました。
ちなみにペッピーノさん「吊るし」の状態と違っているところは…
Q2システムのLSDを組み込んであるのに加えて、ショックなどフロントの足まわりをちょっといじってあって…
ブレーキも、フロントだけ換装してあるそうです。
マフラーなど、それ以外はすべてオリジナルの状態。
要するに、フロントが重たいFFの欠点だけ、当初のオーナーさんがちょっと気になったんでしょうね。
とくにブレーキは、同じアルファ156で、4気筒2.0だった「ロロ」とは全く別の車種みたいによく効きます。
ただ効くというだけでなく、タッチが素晴らしい。メメのブレーキよりずっといいです。
乗り始めの頃は、最後に「キュッ」という音がしたのですけれど、それもなくなりました。
ところで、雨量センサーがついてるのかと思うような、謎の全自動変速ワイパー?は、相変わらずそのままです。
いちばん遅く動く設定にしておけば、雨の量が増えるにしたがってだんだんと速くなって行き…
弱くなったら遅くなって来るという。
トンネルに入ったり、雨がやんだりしたら、停止してしまいます。
トンネルを出たり、また降り出したりしたら、動き出すという。
隣車線の車の跳ね上げとかでフロントガラスに水がかかっても、間髪おかず、サッと拭ってくれます。
なんなんでしょうね。
それに加えて新しい超常現象???も。
風が気持ちいい日も多くなってきて、その場合はエアコンを止めて窓を開けて走るのですが…
暑くなってきたかなと思って窓を閉めたら、スイッチを入れる前に、エアコンがオンになるんです。
先日は、父をちょっと遠い、都内の病院へ検査に連れて行こうと思って…
窓を開けて走っていたのが、首都高に乗ってスピードが上がったので、吹き込む風が強すぎるからと閉めたら…
すかさずエアコンのスイッチがオンになりました。
そして、病院の近くのランプで首都高を降りて窓を開けたら、今度は何もしていないのにエアコンがオフに!
車が意思を持つわけはない、という普通の見地に立てば、これも電気系のトラブルの一種なのでしょうが…
なんて都合のいいトラブルなんでしょう。
もっと大きな電気系のトラブルの予兆、と取れなくもないのですが、とりあえず様子を見ます。
このままなら「こちらの意思をくみ取って、気を利かせてくれる車」というのと一緒ですからね。
そして相変わらず、ブッソV6エンジンの回転フィールと音は、うっとりするぐらい素晴らしいです。
さすが、西暦2000年の「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しただけのことはあります。
ジュゼッペ・ブッソによる基本設計は1970年代前半に完成していて…
オイルショックの影響などで、実車デビューは1979年の「アルファ6」への搭載時になりましたが…
それから21年も経った後に「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞するというのも、異例でした。
(その間にキャブレターからインジェクションに改造されてはいますが)
アイドリング時の震動など、今となっては「古さ」を感じざるを得ない部分はありますが…
パワーやトルクの数字では表せない、車好き、エンジンマニアのハートをとろけさせる「エモい」エンジンです。
言葉ではなかなか伝えられない、実際に乗って、感じてみなければわからない気持ち良さですけれど。
ハイブリッドだ、アイドリングストップだ、電気自動車だという時代だからこそ、逆に…
その「古典的」なガソリンエンジンの味わいが、マニアを魅了するのでしょうね。
ペッピーノさんの、唯一の突っ込みどころだった燃費の件ですが…
たぶん、私が省エネなアクセルの踏み方を覚えたからでしょう、以前より明らかに良くなりました。
ガソリン価格の高騰分を補うぐらいの燃費向上は「踏み方」で実現していると思います。
と言っているうちに、あとひと月ちょっとで車検になります。
そのときマエストロS君に「超常現象」の話をするつもりですが、彼はどんな反応をするでしょうかね。