スピリチュアルアート・不思議話・猫話・神話を紹介します

癒しのスピリチュアルアート・不思議なお話・可笑しい猫話・チョッと面白い為に成るかもしれない自作の神話を記載します。

スピリチュアルな出来事~☆~霊峰石鎚山~☆~その3・・役行者と弘法大師に会う!

2012-05-19 23:48:03 | スピリチュアルな出来事

スピリチュアルな出来事~★~霊峰・石鎚山にて役行者&弘法大師に出会う・・・その3

 ◎ 遭難・・・・台風・・・それでも一つの希望(望み)が有った・・・・しかし・・・。

■ 希望(望み)・・・敗れたし!

最悪の自体だ・・・でも、一つだけ希望(望み)が、有った。でも、それは呆気なく崩れてしまった。希望とは、こんなもんか!直ぐに崩れてしまう

実は、道を間違え降りる際の途中に、小さな携帯用のテントが有ったのを思い出した。そうだ、仕方が無い。「あの一人用だろう携帯テントには人が居るはずだ・・。事情を話して狭いだろうが泊めてもらおう。鬼が出ようが蛇がが出様が、無理こ槍こにでも泊めてもらおう・・。」そう、登りながら決心をしていた。

間も無く、希望のテントが目に入ってきた。やれやれ・・これで救われた。「済みません・・。チョットいいですか?。」すると中から「チョット待てて下さい。」と若い女の人の声がした。鬼でも蛇でも無なそうだ。

暫くすると、若い女の子が希望のテントから出てきた。「済みません。あの~道に迷ったんですけと・・・。」と言いかけると、女性は「これから降りるんですか?。それは大変ですね。懐中電灯は持っていますか?。」当てが外れてしまったのを感じた。「いいえ。」と答えると、「チョット待って下さい。」と言うと再びテントの中に入り出てきた時には、登山用の懐中電灯を手にして居た。完全に、望みは絶たれてしまった。

そらそうだ・・。もう一人、テントの中には人が居る気配がした。彼氏なんだろう。邪魔をされたくは無かった事が分かった。取り付く暇も無かったが、あのテントに3人はどう見ても無理だ。私は、とんだお邪魔虫・・・だった様だ。希望のテントは絶望のテントに変わってしまった。貰った懐中電灯を手に、お礼を言って再び登りはじめた.

そう言えば、出かける前の準備の際、天から懐中電灯を用意する様に言われた事を思い出した。カッパはともかく、夕刻には充分帰れる予定だったのだから、懐中電灯は要らないはずだった。考えてみれば、初めから遭難する事は分かって居た事なんだ。それは一つの予言だった訳だ。

前に、こんな事が有ったのを思い出した。友達4人で、車に乗って宝くじを買いに行ったときの事、「18・・・当たる」と声が聞こえた。あ~18組買えば当たるんだ!と都合の良い解釈をしてしまった。所が、そうでは無かった。駐車場で車を友達が車庫入れ中に、接触事故をしてしまった。大した事は無かったが、その駐車番号が18番だった。「な~んだ。宝くじじゃ無かったんだ・・。」と思い、「それならそれでちゃんと車が当たる・・と言ってくれれば良かったのに・・。」と文句を言った。

すると分からないので有れば、ちゃんと聞き返せば良い。勝手な解釈はならぬ。問えば、答える・・。」と言われた事を思い出した。今回、準備の際に、「何故、懐中電灯が必要なのか?。」と問い返せば、きっと答えてくれた事だった。ぼーっとしていた。真剣さが足りなかった。ぼーとしていて事故を起こし命を落とす事も有る。一時一時を真剣に意識を持って生きる事が大切なのだろう。杖の件もそうだ・・。「道に迷わない様に杖の頭を行く方向に向けよ。」そう言われた時も、「どうしてそうしなければならないのか?。」と、問うべきだった・・。

私は、何時もぼ~として生きている。何時も心に難儀を抱え込で居る事が、物事への集中力を損ねて居る。そう言った事では、悪しき事を引き寄せてしまう・・。心に隙を作ってしまう。結果、魔に入る隙を与えてしまう。益々宜しく無い事が起きてしまう。注意散漫は、心の弱さから起きている・・。真剣に、一時一時を生きて行かなければならない。あの地震予知の知らせの時も、そうだった・・。

なんだかんだと、思いを巡らせて居る内に、やっと分かれ道に辿り着く事が出来た。時計を見てみると、ジャスト7時だった。もう、すっかり暗く成ってしまった。風も益々、出てきた。雨も降ってきた様だ。

それにしても、「足元のみを見て降りなさい・・。」あの忌々しい声の主は誰だったのだろうか?遭難・・・に成っ原因の張本人っだ。神か仏かそれとも悪しき者なのだろうか・・・?。

もう直ぐ台風も来るだろうし、さて、これからどうしたものか・・。

この後、「足元のみを・・・」と言った者の正体と遭難の理由を私は、知る事と成った。

そう言う事だったんだ・・。不思議は、まだまだ続く・・。

つづく

 ←クイック宜しく、お願いを致します。 ←スピリチュアルアート・自作神話

 


スピリチュアルな出来事~☆~霊峰石鎚山~☆~その2・・役行者と弘法大師に会う!

2012-05-19 00:34:58 | スピリチュアルな出来事

スピリチュアルな出来事~★~霊峰・石鎚山にて役行者&弘法大師に出会う・・・その2

 遭難をしてしまった!台風もやって来る・・・大ピンチ!

■ あれは、やっぱり役行者様だ・・・!

何てこった・・。ついに遭難をしてしまった。お先、真っ暗とはこの事だ・・。確かに、目の前は暗くて何も見えない・・。明日か?明後日に成るかな~・・・地方新聞の見出しが目に浮かんできた。あ~写真載るのかな・・。免許書の写真なら最悪だ・・。そんな馬鹿な事を、こんな時は思い浮かぶものなんだ・・。と、自分ながら厭きれてしまった。

「足元のみを見て降りなさい・・。」あの声に惑わされた所為で、こんな事に成ってしまった。どんなに成っているのだろうか?。あの声の主は、ろくなものじゃない。腹が立って仕方が無い。腹でも立てていないと怖くって前に進めない。途中、二股に道が別れていて、進む道が分からなく成ってしまった。こちらかと思って進んだ道は祠が有って行き止まりだった。引き返すと又、分からなく成ってしまった。パニックになった。それでも多分こちらだろうと思った道を進むしかない。

もう、足が痛くって歩けない。休んでは、腰を下し又進むんで行く・・・。そう言えば、登りの際に、杖の頭を進む方向に向ける様に言われてた事を思い出した。言われた通りに成ってしまった。このまま進んで良いのだろうか?取り合えず、杖の頭を休む度に、進む方向に向けて置く様にした。

間違えたのは、頂上から降りて間もない箇所で有る。右に進めば元の場所に帰れる所を、真っ直ぐに進んでしまったのだ。何とか、あの分かれ道まで、戻らないと大変な事に成ってしまう。もし間違っていたらもうお仕舞いだ。あの別れ道まではどの位いの距離が有るのだろうか・・。不安でたまらない。

その時、前から誰かが軽やかに降って来る音がした。この暗い中、今頃・・・誰だろうか。怖い様な・・・でも、誰かに会えて安心をした気持ちの方が勝ていた。すれ違いの際に聞いてみた。「済みません。道に迷ったんですけど、別れ道はこちらの道でいいんですか?どれ位の距離が有りますか?。」すっると、「このまま、まっすく行くと、15分くらいで着きますよ。」と、軽く言うと、再び、軽やかに降りて行った。

軽く言われた事で何と無く、こちらの気持ちも軽く成った様に思えた。まだ若い20代の青年の様で、ズボンにシャツのお気軽ルックスで、おまけに手ぶらだった・・。何で?今頃・・この道を手ぶら通ってるのだろうか?。

青年の降った道の先(間違えた道)は、ロープエイの登山口が有るはずだけど、5時頃には閉まっているはずだ。こちら方面からは登った事が無いので様子が分からない・・。多分、ロープエイの場所までは、1時間以上は掛かるはずだ。どう考えても手ぶらは変だし、ロープエイの処に宿泊所なんて有ったっけ・・。わからない・・。変だ・・。何者だろうか?。

とにかく膝が痛い・・。色々と考えを巡らせながら一歩一歩、登って行く。

それにしても、何者だろうか?。後で考えても不思議でたまらない。あの時、どう見ても私は遭難している様に、あの青年からは見えたはずだ。普通なら、「どうしましたか?大丈夫ですか?。」その位は、向こうから声を掛けてくれても良さそうだ。急いでいる様子も不安そうにも青年は見えなかった。

こちらも、引き止めて事情を説明したり、どうして今頃、ここを手ぶらで歩いているのかを聞く事だって出来たはずなのに・・・。あの時、私は、これ以上は、近づいては成らない聞いてもいけない・・・何かを感ていた。急いでいる様に見え遠慮した訳でも無いし、青年に不安を感じた訳でも無かった。

神仏は、人を介して人を救うと言うけれど、あの青年があんな時間に、超不安のピークに至った時に、ぴったり現われる事自体、神仏の仕業に他ならない。人を動かしたものかそれとも役行者様本人が化けたものなのか・・・未だに、分からない。

神仏が人の前に姿を現す時は、そのままの姿では無く、姿を変えて現われる事が有る。マリア様などは、若くて綺麗な姿を見せられる・・。あの青年の顔は暗くて良くは分からなかったけれど、何と無く精悍でハンサムだった印象がある。私だって、化けるので有れば、若くて美しい女性に化けたいと思う。何よりも、あの暗い道を跳ねる様に軽やかに降って行く後ろ姿は、山で長年、修行を重ねた者の姿にしか見えなかった。

そんなこんなで、進んで行く中、不思議は、まだまだ続いて行った。

つづく

 ←クイック宜しくお願いします。 ←スピリチュアルアート・自作神話