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スピリチュアル~☆~不思議な出来事・・・導かれるその4・・神の船着場へ行く・・

2012-08-18 13:07:00 | スピリチュアルな出来事

 スピリチュアル~★~不思議な出来事・・神の船着場へ行く・・導かれる4

  神の船着場に出向き、2隻の神の船が出港をした・・あの不思議な出来事・・。あれから・・かなりの年数が経過をてしまった。胸を弾ませ降って行った山道・・・。あれって、一体何の意味が有ったのだろうか・・?。

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あの時、これで自分は救われる・・多くの困難の渦中に居た自分は、これからは全てが順風満杯で思う様に事が運び全てが良くなる・・・そう思い込んでいた。

が、現実は、全くもって反対で、益々、状況は悪化し弱り目に祟り目・・・これでもかと言った具合に、悪い事が弾みを付けて押し寄せて来る・・。何のこれしき・・・と頑張ってみても、いや頑張るほどに裏目に出てしまう・・。

それは、頑張れば報われる・・とまでは行かなくても、ある程度の良い結果が齎されるのは当然・・常識・・・そんな粋を遥かに超越した事ばかりが起きる・・。首の皮一枚・・と言った状態がかなりの年数続いた・・。死なない程度の救いの手が差し伸べられる・・・。そう言った状況だった。何故なのだろうか・・?如何すれば良いのだろうか・・?思考の粋を超えてしまった・・。

四方八方塞がり・・・と言う言葉が有るが、私の場合は10方塞がりである。

四方八方は東西南北・・・自分の周辺を表すが、後の2方・・とは、天と地獄を表すものである。

目覚めた当初、色々な神仏や守護霊などが次々と現れ教えてくれた沢山の事柄・・。天の事・・神々の事や死後の事・・そして地獄の意味・・・など、それは懸命に働く中で、「忙しいだろうから・・働きながら聞くが良い・・・分らぬ事は質問せよ・・」そんな感じで次々と教えられ見せられ体感させられて来た。なまじっかそんな事を知ってしまえば、安易に死ぬ事も出来ない・・。

全く持ってえらい世界に首を突っ込んだものだ・・と思い知らされた。生きるに生きれない・・・死ぬに死ねない・・・身の置き場も無い・・心魂の置き場も無い・・。絶望の中をただただ生きて行く・・。人は絶望の中では生きられない・・。それでも生きて行けた理由は・・?その事は何れ話すとしよう。

そんなある日の事、とうとう、質問に答えてくれる日がやって来た・・。なかなかと言うか自分の至らなさ・・欲深さ・・故に教えて貰えなかったのだろう。が、やっと答えてくれた事・・・。

それは、あの2隻の神の船の事である。「あの2隻の神の船・・・私は、乗ったはずなのにどうしてこうも物事が上手く行かないのか?それ所か、こうまでも悲惨な目に合うのか・・?あれは一体、何たっだのだろうか?如何なっているのか・・?」と言う質問だった・・。難儀の渦中にて、日々、問いかけた質問だった・・。

とうとう答えてくれた言葉・・・皿を良く見よ・・・」の言葉だった。皿・・・それは、あの神社でお祓いを受けた際に御札と一緒に頂いた、お供え様のお皿の事である・・。その皿を良く見てみて・・びっくり驚いた・・。「そうだったのか・・」そして、・・悟った。

そのお皿には、そこの神社のしるしが記して有った。そう、あの2隻の船にも有る、しるしで有る。大いなる勘違いをしていたのだ・・。そのしるしは、自分が思い込んでいたものでは無く、祠のしるし・・・神のしるしだった。

そうだったんだ・・。あの船は、神のお助け船なんだ・・自分を救うものでは無く、世と人々を救う為のお助け舟なんだ・・」と、はじめて悟った。

欲を捨て切れない・・・欲深い自分は、大いなる勘違いをしてしまった。自分が救われる・・ものとばかり思い込んでいた。確かに、お人よしで、自分の事を放り出し犠牲にしても、人の事に目が行き手を差し伸べてしまう・・。その為に、酷い目に沢山合って来た事が多々有った・・。

「ここらで少しは救われても良いだろう・・」と・・心の何処かで思っていた。しかし、ほんのチョットでも微塵にも己の欲を持つ事は、この船に乗る以上は許されない・・事で有り、神仏と共に居る・・と言う事は、そう言う事で有るのだ・・と悟った・・。常に、自分以外の人の為を思い自分の事を考える事は許されない・・。己の欲は一切捨て切らないと成らない・・。そう言った場が船上に居られる条件と成る・・。が、人がそれに至るには相当の修行が必要だろう・・。

故に、どんどん落とされて言った・・。悟れ・・とばかりに苦難を背負わされた。働いて働いて・・体を酷使し・・夜には、体の関節の一つ一つが全部痛い・・風邪で高熱が出た時の関節の痛みの様なもので、痛くてい眠れない・・痛みで心も病んでしまう・・・。お箸と茶碗を持ったまま、座ったままに眠る・・食せない・・ままに眠る・・。もう、明日の朝には死んでしまっているかも知れない・・明日なんて来なければいい・・と思った。

が、容赦なく朝は来る・・。酷使して働く・・・。貧乏は底知れない・・。とうとう立ち上がれ無くなった・・。物にすがって立ち上がり・・気力だけで働きはじめる・・・。そんな日々が当分続いた・・。それでも人は死ねないものなんだな~とつくづく思った・・。

そんな有る日の事孟子の言葉に出くわした・・。神仏は、時として人を介したり書物を持って教えたりもする・・。

孟子の言葉は、全く持ってその通りだった。偉い難儀な目に合った事は同様で有る。ただ、大任を荷うほどの人間では無い・・。蟻の様に小さな働きしか出来ないだろう・・し、そんな野望も持ち合わせない。

その言葉は、下記の様なものである。

「天の将(まさ) に大任を是の人に降 (くだ) さんとするや
必ず先ず 其の心志(精神) を苦しめ 
其の筋骨を労(疲労) せしめ
其の体膚を窮餓 (餓え苦しむ)せしめ 
其の身行(行動) を空乏(空しく) せしめ
其の為さんとする所 (意図)を 
ふつ乱(散らかり乱れ) せしむ。
 
心を動かし(発奮させ)  性(性格) を忍ばせ(辛抱強くし)
其の能くせざる所 (できないところ)を 
増益(できるように) せしむ所以なり
人恒(つね) に過(あやま) ちて 然る後に能く改め 
心に困しみ慮 (おもんばか)りにみちて 
然る後に立ち上がる 
苦しみが色(顔色) にあらわれ 声に発して 
然る後にさとる
 
「天がこの人を、世の中の人のためにひと働きさせたいと思ったときは、
まず、その人の精神を苦しめるようなことを起こす。
酷な労働を強いて、疲労困ぱいさせてしまう。
それで投出すような人には、任せられない。
 
とにかく、食べられないような状況や、 収入が絶たれるような状況をつくってみる。
それに耐え、我慢できるなら、やってもやっても、成果が出ない状況に追い込む。
それでも志を失わないかどうかを見る。
 
いろいろと計画しても、全部うまくいかない状態をつくって、 それでも潰れないかどうかをみる。とにかく、 それでも頑張って辛抱強く、その出来ないというところを、出来るようにしていく。
 
そういう困難に打ち克ってこそ、いままで出来ないと思っていたことが、 出来るようになっていく。 人は間違いを起こして初めて、悔い改める。
心が苦しみ悩みに満ちて、初めてこれではいかんと、心を奮い立たせる。
 
苦しみが外からわかるほどになって、初めて悟るのです。
どこまで耐えられる人物であるかを、天が試しているのです。
とにかく試練を与えてみよう。
それでも這い上がってくるような者に、重要な仕事を任せる 
 
 全くもってその通りだった。
 
が、今と成って言える事は、多くの苦難が有ってこそ学ぶ事は多かった。そして、何よりもこの体感は、苦難の渦中に居る人の心が良く理解が出来る・・。
神・・御仏の愛や慈悲の御霊は、その人に先ずは寄り添う事からはじまる。多くの苦難の体感こそが、苦難や苦悩の渦中に居る人の御霊に寄り添う事が出来る・・・大切な条件で有ると知った。
寄り添う事・・・一緒に居る事・・・それは愛で有る。
 
 
故に、多くの苦難や苦悩は、私にとっては必要な事だったのだろう。感謝をするべきなのだろう・・。それらの経験は、世の中の事・・人との関わり・・・生きる意味など、全ての思考と・・見る目をすっかり変えてしまった・・。
 
つづく
 

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