スピリチュアル~★~不思議な出来事・・・導き・・その日は突然やって来る・・その1
◎ 最初は、訳も意味も分らず・・・その日は、突然やって来る・・。敢えてその場所の名は控えさせて頂くとして、突然にある日・・行く様に言われた場所が有る・・。大切な或る物を受け取りに来る様にとの神の導きである。
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例の如く、また、友達・・・相棒と導かれるままに、その場所に出向く事と成った・・。
例の如く、またまた、お弁当を作って飲み物とチョットしたおやつを持って・・例の如く出立の時間も予定よりも遅くなってしまい、導かれた場所に出向く事と成った。
途中、何時も通り、途中休憩をしお弁当を頂く・・・。そしてまた出立をする。今回も、やっぱり遠い場所で、はじめて出向く場所である。この頃は、まだ、友達は機嫌が良い・・何時もの事だが・・。
なんやかんやと話をし、自分が運転をする・・。途中、道が分らなく成ってもどういう訳か、行った事もない場所でも、友達が「こっちこっちよ・・」と言いながら確実な道筋に辿り着く。
今回も神が祀られている有名な山の場所である。が・・・。山の麓で足止めを食らってしまった。もう3時を過ぎてしまった・・。麓の道筋の看板に、4時まで通行止め・・の看板が立て掛けられていた・・。
「何てこった・・。寄りによって・・この日に・・この時間に・・・困ったものだ・・。折角、遠くからここまで来たと言うのに・・・何と運がついていないんだろうか・・」大きなため息と共に気落ちしてしまった。
と・・・やっぱり今回も友達の機嫌が悪く成ってしまった。「なんでこんな事に成るんよ・・・○○さんと出かけると何時もこ~やから・・。もう少し早く出発していたらこんな事にはならんのに・・・」と、言うと相当に機嫌が悪く成ってしまった・・。「また始まったか・・神の時間合わかもしれん・・・・」と、思う・・・。言われても仕方が無いのは確かだが・・。
友達の文句から逃げる様に車から降りて、これからどうするか・・・を考えてみる・・。すると、後を追う様に、友達も車から降りて来て再び文句が始まった。
「4時に、ここから山の入り口まで行くには、この車(軽四)だと1時間半は掛かるやろう・・。登り坂やし・・・山のロープエイの運行時間は5時までやから・・。もうその時間には間に合わんし・・・どうするんよ・・」
全くもって困ってしまった・・。神聖な場所に出向く途中には悪しき領域が有る・・。この場はもしかすると、そうかも知れない・・。そう思い周りを見渡す・・。あまり良い空気感では無い・・。「やはり邪魔が入ったか・・。」と思った。
相当に考えた・・。「導き・・・それには意味が有る・・。必要だからこそ、この日、この時間に導かれたに違い無い・・。あの瞑想で視た場所とそこに有る印・・が、必ずあるはずだ・・。大切な○○○を受け取りに行かなければ成らない・・。信じよう・・・。神を御仏を・・。導かれた事を・・・。ここまで来たのだから・・。何が何でも帰る訳には行かない・・。」
そんな決意をし、友達に「とにかく・・登るから・・。導かれたんやから、何が何でも、先ずは、ロープエイまでは行く事にするから・・・」と、告げた・・。
それからも、随分と友達の文句は続いたけれど、やっと4時がやって来た。
「○○さん・・。危ないから、後ろの席にお乗り・・。飛ばすからな・・。必ず、5時に5分前には、行って見せる・・。ロープエイの時間に間に合う様にするから・・。覚悟して後ろに乗っときや・・・」と、言うと、友達は、慌てて後ろの席に乗り込んだ・・。
「さ~出発や・・・行くぞ!」決意をした時に・・・誰かが、私に降りて来た。
「頼む・・」と私は言うと・・・その言葉と共に、猛スピードで車が走り出した・・。自分では無い・・誰かが、運転をし、もう一人の誰かが道案内をする・・。
曲がりくねった道筋・・離合の出来ない狭い道幅・・・急な上り坂・・・そんな道を、猛スピードで走り抜けて行く・・。ここは、もはや別世界の感覚である。
背中が燃える様に暑く成る・・。これは一体誰なのか・・・?不動明王である・・・。その事が、有り有りと分る・・。先々で、物申し・・案内をするのは役行者で有る・・。「お~来たか・・有り難い・・」と思う・・。先の道が映像に成って見える・・。現状では、進む曲がりくねった道の先は、全く見えない・・。しかし、進む道の先がどう成っているのかが・・自分にははっきりと視えている・・。
役行者・・・そのお方は、山の達人で有り、実在した人物で有る。日本の多くの山々に神仏を祀っり神仏を降ろされた豪いお方である。普段にも良く現れる・・。
霊峰石鎚山に登った際にも現れ遭難しかけた際に導かれた事も有る・・。日常でも良く現れる・・。道を車で走っていても、前の車がどちらに進むか・・・などとクイズの様なやり取りをしてみたりもしている・・。常に名を呼び頼りにしている・・。
いつぞやは、山登りの訓練だと言って近くの山で共に修行らしきものをした事が有って、方向音痴の私はやっぱり道に迷ってしまい・・困っていると、何かしらないが、誰から山中でラッパを吹いていて、その方向に進み道に出たりした事も有った。「何でこんな所で、ラッパ吹いているんやろ・・?でも、助かった・・わ・・」と不思議な偶然を感じた事も有った。多分、向こうも「何で、こんな所に、人が急に現れるんだろうか・・?」と思った事だろう・・。
そんなこんな事・・色々含めてお世話に成っている・・。事、山に関しては達人で、もはや神・・と言える存在で有る。山登りに出かける時・・・山に迷った際は・そんな時には、その名を呼ばれると救いに来て下さるでしょう・・。厳しくも優しい・・・まるで山・・そのものの様なお方で有る・・。
さてさて、先の全く見えない急な坂道・・・それは、大方にその状態は続く・・・、背中が暑い燃える様だ・・・荒々しくも豪快でパワー溢れる不動妙王・・・。「そう言えば、不動明王は背中に燃える火を背負っていたな・・」そんな事も思ったりしながら、全く先の見えない道筋を走りながら・・自分自身は・・「恐ろしい・・・!」と、一言の心持だけれども、全くもって動じない・・不動妙王・・。この二方の考えられない不思議の力・・で、私は、目暗同然の走りをし、車の速度メーターを見る事も余裕も無く・・それでも、言った通りに5時に5分前にロープエイの場所に到着をした。
友達はと言うと、車の後ろの席で、まるで芋が左に右にと転がり跳ねる・・そんな様子にそっくりで、すっかり恐怖で文句も言えず、後ろの席の持ち手に縋り付いていた。それでも車酔いする事も無くよろよろと車から降りて来た・・。
「5分前に着いたよ・・・。私は、乗るけど・・○○さんは、どうするの・・?」と、聞くと・・「乗るよ・・」と、勢い込んで言った。
二人は、急いでロープエイに乗った・・・。上に登るほどに友達の機嫌はかなり良くなった・・。「あ~~綺麗・・気持ち良い~」の連発を繰り返していた・・。確かに風景は良かった様にも思うが、彼女の言うほどには無い様にも思った・・。感銘を受けているそんな彼女の姿を見て・・不思議に思った・・。
それにしても、驚いたのは・・一時間も経たない内に、ちゃんと言った通りの時間に着いた事だ・・・、これを神業・・と言うのだろう・・。5分前には着く・・と言い、約束を守ったのは、私では無く、不動明王だった・・。
もう、二人以外に昇り降りする者は誰も居ない・・・ロープエイは、二人を乗せて静かな頂上を目指し登って行った・・。
つづく
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