スピリチュアルな出来事~★~★~烏(からす)の恩返し?
■ 烏(カラス)に助けられた・・・・!
あんな、何とも不思議な光景は見た事が無かった!。どう考えてもカラスの恩返し・・・としか思えない出来事だった。
それにしてもカラスは黒い!真っ黒だ!。頭のてっぺんからつま先まで、嘴も目も真っ黒で有る。ここまで黒いと、お見事!と言いたく成る。可愛くも見えて来る。
カラスは嫌われ者だけれども、私には憎めない理由がある。昔、近所の年寄りから聞いた話だけれども、カラスは、傷ついた仲間の面倒を見たり年老いた親の面倒を見るらしい・・。
そう言えば、知り合いから聞いた話だけれど、勤め先のビルの窓の外に、手の届く所にカラスの巣が有り、巣の中に光物が沢山入っていて、その中に腕時計が入っている。取ろうとしたがカラスに見つかったらしい。それからと言うもの、その人は、ビルの出入りに,仲間を集めたカラスから再三待ち伏せをされ、攻撃を受けたとの話や、カラスが滑り台で滑って遊ぶ姿をテレビで見た事も有った。
そうすると強ち、親の面倒を見るのも本当かもしれない・・そう思ってしまう。人間だって最近は、親の老後なんて見る人が少なくなってしまった時代だから、、、。つい、「カラスは偉いな・・」。と、思ってしまう。なので、カラスに対する私の目も変わってしまった訳である。
お昼休み時間は、外で持参のお弁当を、風景を見ながら頂く事にしている。風景と言っても街の中はビルばかりで、見る風景などは無い。そんなビルの谷間にも小さな癒しの場が有る。公園とまでは行かないが、花見月やツツジや椿などの木と一緒に、季節の草花が植えられて居る。そこで、私は、持参の弁当を何時も頂いていた。
その場所は、私ばかりで無く街の住民達もやってくる。「チュンチュン・テュウルル・テュウルル・ホッホー・バカ~バカ~ン・・・。」住民である雀と鳩とカラス達がやって来る。こんな住み難い街中でも、彼達はちゃんと生活をしていて・・・ドラマも有る。
何時の頃からか、私は、鳥達にお弁当のお裾分けをする様に成っていた。鳩と雀は仲良く食べているが、そこへカラスがやって来て鳩と雀に与えたお弁当のおかずを横取りしてしまう。散らばったおかずを、隈なく嘴いっぱいにほおばり飛んで行く。
残された雀と鳩は食べる物が無い・・。可愛そう・・・と思い、お弁当の大きさも日毎に大きく成り、お弁当の半分は鳥達の胃袋に収まる事と成った。
カラスは番(つがい)いで、ビルの屋上の看板の下に巣作りをし子育てをしていたが、子供が巣立ちした姿を見る事は無かった。鳩も番いで仲が良かったけれども、オスの方は交通事故で死んでしまった。カラスの巣作りは、花見月の枝を折ってそれを材料としている様だった。その為、花見月の花が咲くの季節には、花が余り咲かない。一度は、鳩の足に糸がきつく絡まり如何にも痛そうだったので、捕まえて外してやった事も有った。そんな日々は、仕事を退する時まで続いていた私の日課だった。
それから暫くして私は、引越しをする事と成った。2階に荷物を上げるのは大変だと思い、一階に住む事とした。そこには小さいながらも庭が有った。4軒横並びに柵で区切られた庭である。引越しは猫達も一緒だったのだけれども1階に住むので有れば、猫が外に出ない様に注意をしないとならない。室内飼いの場合、一端外に出てしまうと迷って家に帰れ無くなってしまう。まして引越ししたばかりで有るから、なお更注意が必要だ。
引越しをして間もない頃、恐れていた事が起きてしまった。閉めていはずの庭向かいのサッシが、強く閉めた反動で少し開いてしまっていた。そんな事は全く気が付かなかった。
のんびりと室内で用事をして居ると、けたたましい泣き声が聞こえて来た。その声は、締め切った室内に居てもかなり大きく響きうるさい。異様な泣き声てある。ただ事では無い・・と思い、サッシを開けて見てみると、塀の上でカラスがけたたましく「ガーガー」と鳴き続けて居る。
鳴いている方向の先を見て「何てこった・・!!。」家の猫が、柵をしたから潜り抜け、端の家の庭から今にも外に出て行きそうな場所で、うずくまっている。カラスのけたたましい鳴き声の直ぐ側で、おびえて固まっている。
カラスの様子は、何とあまりにも異様だった。まるで、羊追いの犬が群れから外れて羊にめがけ「早く群れに戻れ、帰れ・・・。」と羊に吠え続ける様とそっくりだった。「ここに猫が居るぞ・・。外に出るな!家に帰れ・・。」そんな叫びに思えた。どうしてカラスが猫に、ここまで執着をして鳴くのだろうか?
すると天より瞬時に声えが入った。「鳥類預かりの神よりのお礼だ。」一瞬にして意味が分かった。何時も昼に、餌を与えていたからだ・・。足の絡んだ紐を外したりもしたし、お弁当を鳥達に与え過ぎ、自分はお腹が空いたままの時も良くあった。自分で、「何とも馬鹿だな~。何の役にも立たないのに・・・。」と思っても、同じ事を繰り返していた。
慌てて玄関から周り込み、私は猫の居る場所まで走って行った。私が到着するとカラスは、安心をしたかの様に飛び去って行った。私は、大事な家族(猫)を確保し抱きしめ、家に戻った。あのままだったら猫は迷い、餌を誰からも貰う事も出来ず、自分で餌の確保も出来ず、死んでしまう事に成っていただろう。
日本には、八萬百の神様がいらっしゃいます。動物を司る神も勿論いらっしゃいます。神は、人を介して人を助ける・・。と言うけれど、神は、カラス(動物)までも使って、助けの手を差し伸べて下さったのです。
神の助けを頂いた時に何時も感じる事は、生きる励みと心の安らぎです。
あれから、益々、カラスへ向ける私の目は変わる事と成りました。
同じく八百万の神達などを信じる気持ちがあります。先日、夢で人の姿をした、カラス達がいて、今後貴方を助けますから、私達の事を助けて欲しい…と言われた夢を見ました。どんな意味なんでしょう…気になります(^_^)(笑)
たまたまネットでこの拝見させてもらったのでコメントしました。
失礼します。