エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















なページ

テレビ放送の有り方。

2006年10月17日 12時12分04秒 | 社会経済の20
この秋の新番組で「鉄板少女アカネ」ってのがありました。
面白い題名だなぁと単純に思っていると家人が原作は漫画だと教えてくれました。人気のDr.コトーなんかも漫画なんだってね。もう作家さんはいなくなっちゃたんだねぇ・・・(と思いたくなる酷さ)。
すでに予備知識があるものでないと視聴率が取れないというのは悲しい限りです。

エクレアはホルモン屋の息子。
父親は左官業兼ホルモン屋の大将。共通点がないように思いますがどちらも酒が飲めるという共通点があります。なので店はとってもいい加減に空いていたりしまっていたり。看板娘宜しくエクレアはしょっちゅう店で料理作っていました。
今じゃ子供がホルモン焼いてたりしたら保健所があっという間にやってきてアウトなんだろうけどね。昭和はそんなのは全然オッケーだったのだ。

その鉄板でお好みなども出していたエクレアは幼少のころはまさに「じゃりんこチエ」のような生活をしていましたので、とても親しみのある題名に興味を覚えました。
その中で主人公のアカネが”一鉄”という名前の付いた鉄板を担いでくるシーンがありました。

この鉄板、厚みが5cmと発言。大体の大きさからして30cm×40cmくらい。
なぜに鉄板を肩から担げる?と物凄い疑問が・・・

肩からかつぐ鉄板の重さは?計算してみましょう。
素材を鉄とした場合、比重は7.87。なので300(mm)×400(mm)×50(mm)×0.00787=47220g
なんと47.2Kgもの鉄板を肩から軽々と
エクレアは胸囲106cmだけどあの持ち方するとどこかの関節潰しますね。
「鉄板少女アカネ」止めて「超人少女アカネ」とかに変えて番組続けるべきだと思いました。恐るべしアカネ!(ちなみにアルミでも約16Kgの重さだよ。)

昔うちの店の鉄板は厚さ15mmで80×120mmぐらいありました
テコの原理を使わないとビクともしませんでした。(約113Kgか?子供だと動かないわな)
店をたたんだ時、一番惜しまれたのは味ではなくこの鉄板でした。
「今こんな鉄板絶対に手に入らないからなぁ・・・」
と大人のささやきは少年時代の耳に残っています。確かに余熱で何でも美味しく焼けましたし、人気のある鉄板でした。鉄板がよければアカネの腕が3流でも2流ぐらいの味にはなると保障できますね。ホルモン屋の息子の感想でした。

さて話は変わって。
もうテレビ放送受信機としてのテレビの役目は終わっていて、それは今に始まったことじゃない。それでもテレビは今も存在し続けているのは日本のメジャーなテレビ局が無料で放送を続けているからに過ぎない。
NHKは有料放送であるにもかかわらず国営放送をたてにつまらない番組からために名番組まで幅広く提供しています。

相変わらず不払い運動などが続いていて、実際若年層にとってNHKが面白く感じる番組は多くない。特に地上波では尚更。
私も昔は民法で見る番組がないときにNHKを見るぐらいだったけど、今は面白い番組を探すと自然にNHKにたどり着いてしまうが逆転現象に苦笑いしています。
先日終了した「謎のホームページ サラリーマンNEO」や「ポポラッチ」なんかは昔のNHKからは考えられない内容。

ハード屋の私。コンテンツのことは知らないです。でも放送のあり方を国会などでも話し合われたりしていてその中にはNHKの視聴料金なども含まれていて、今後本格的な枠組みが見えてくると思います。

この懇談会などではデジタル放送のコピーなどにも言及されています。デジタル放送の録画機能に関してコンテンツを製作する側からは現状維持を強く主張、一方、国とハード関係者はデジタル放送の普及の足かせになっていると主張し、今後コピーに関して少し緩くなる方向で調整している様子。今持っている機器はコピーワンスだけど将来企画が変わればゴミになるかもね。

それからアナログ放送に関しては2011年7月に終了予定とCMでも流れているし、その方向です。

でも実際は終わらない見通し・・・とのうわさがチラホラと・・・

現実問題として4千万戸程度の市場しかない家電の世界なんですがこの全てにデジタル放送受信機がいきわたる見通しは現在立っておらず、何視聴地域では衛星を使った放送なども検討されています。
ましてや高齢の家庭などにデジタル受信機が必要かといわれると否で、そうした家庭からの徴収は今後見込めなくなる実情があります。

デジタル機器を使っている家庭なら知っておられると思いますが、デジタル放送の受信にはP-CASなどのカードを挿入し、電話回線につながっていないと受信できません。
アナログ放送受信の家庭ならNHKの受信料を国民の義務をたてにほとんど無作為に徴収できたのですが、デジタル放送になれば受信の根拠がログとして残ります。
裏を返せばデジタル放送のない家庭に徴収の義務は発生しなくなります。NHKは国民年金などと同じく視聴料を義務化しようとしていますが受信機を持たない家庭からは原則徴収ができなくなります。その場合は逆に今よりも収入が減る可能性が高く一層経営が苦しくなる見通しが予想されるのは想像に易くありません。

これは、お偉い方の見通しの甘さなのですがこれに危機感を抱いて足かせとなっているコピーワンスを緩くしようとの動きにつながっているのです。
2011年、アナログ放送が終了されるときは皆さん自動引き落としになっているNHKの引き落としを止めることを忘れてはいけません。もちろんデジタル放送を受信できる家庭は別ですよ。

私はいろんな意味で今デジタル放送受信機は買わない予定にしています。もちろん今のアナログテレビが壊れていない以上、買い換える必要性を感じていないのが一番の理由ですが。このまま放送終了になるまで使うつもりです。もちろんその後も使えるうちは使うでしょうね。来春にはSEDも発売予定だし、買うのならSED以外に考えられません。早くSEDの高画質に触れてみたいですね。そうなったら少しは触手も動くかもですね。

それにワンセグ放送がかなり盛り上がっているようで、この冬のパソコンなどもメーカー製の者は搭載が増えてきています。DSやら携帯でも見られるようになりますし、無料だし。こうなるとおおむね事足りてしまいます。なれば無理して課金制のデジタル放送受信機を買う必要があるのか疑問です。(もちろんワンセグ放送は3年後にどのような形態になるかが決定される予定で、その後に課金も考えられますが。)


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