2009年05月12日 18:17
風力発電所の影響とみられる健康被害が心配されるとして、県の自然保護協会は、県が施設の建設を中止することを事業者に求めるように要望しました。
福島県に要望したのは、福島県自然保護協会のメンバーや川内村の住民ら6人です。
風力発電所をめぐっては、愛知県や静岡県で発電所周辺の住民が体のしびれや頭痛などを訴える問題が起きていて、風力発電所による「低周波」が原因ではないかとみられています。
県内では現在、田村市や川内村など5か所で風力発電所の建設や計画が進められています。
要望では、低周波による健康被害が起きないとの根拠が示されるまで、風力発電所の建設や計画を中断するか、中止するように事業者に指導することなどを求めています。
*川内村の住民
「大津辺・黒佛木(建設計画地)からは1キロちょっと、滝根小白井(建設地)からは4キロとはさみうちの場所。(Q不安?)そうですね、これから進んでしまえば住んでいられないと覚悟決めている」
県から前向きな回答はありませんでしたが、県自然保護協会では、今後、国などにも働きかけていきたいと話しています。 http://www.fct.co.jp/movie/news/news20090512-g04.asx
何時リンク切れになるか解りませんし、著作権違反かも知れません。報道番組でなくニュースとして報道されたのにはビックリです。
今まで「…協会」なるものは、どうして人間も自然の中の保護すべき動物の一つであると考えないのか不思議に思っていましたが、福島県自然保護協会は、少なくとも「人間も自然の一部である」と認識されているようです。
風車の低周波による健康被害が心配~県自然保護協会が県知事に対策を要望