”黙殺の音”低周波音 silent killer

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世界に恥ずべきアメリカの選挙制度

2016-04-07 09:47:37 | 科学的知見

先日「世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」という記事を「長州新聞」と言う少々”過激”と言っても、極めてまともなことを言っているだけの新聞ですが、を読んでみて、ああ、世の中には自分が知らないことが多いのだなー、とつくづく思わされた。と言うのは、民主主義の最優等生と思っていたアメリカの選挙制度に大きな欠陥があるからだ。

すなわち、「そのひとつが投票所の削減ですし、もう一つは火曜日という投票日の設定です。」日本では投票所を増やして、駅やショッピングセンターでも投票出来るようにしているのに、アメリカでは、ネットでも投票出来るかと思いきや、そんなことはないようで、一部の地域ではむしろ減らしていて、「五時間も待たされるひとたちが続出しました」そうだ。日本ではそんなに待つなら帰ってしまう。

それに、そういえば、選挙日を「ビッグ・チューズデイ」とか言っており、選挙は日曜日と決まっている日本から見ると、火曜日の選挙はその日はお祭的に休日なのかと勝手に思いきや、そんなことはなく、「一般民衆が投票しにくい曜日にわざと投票日が設定されている」と言うのだ。
さらには、「投票権」についても「日本では成人に達すれば誰にでも投票権が与えられますが、アメリカではわざわざ選挙人登録をしなければなりません」しかも、それには人によっては「試験」や様々な問題を持つ「身分証明書」の提示が求められるという。

一応、大学で米英の政治学を勉強したことになっている身としては、こんな基本的な事も知らなかった、と言うより当時アメリカに何年も留学してアメリカの民主主義をその目でつぶさに研究してきたはずの進新進気鋭の先生は、今思えば、こんな当たり前のことには一度も触れなかった。50年前当時の無知なる学生はこの記事を読むまで知らなかったのだ。一体何を勉強したのか今にして思えば恥じ入るばかりだ。

ともあれ、「一票の重さ」の問題はあるとして、日本の選挙制度事情の方がアメリカよりひとまずはましのようです。

「私たちはアメリカの真の姿を知る必要があります。そのために必要なのは「ザルみず効果」に終わる英会話学習ではありません。政府や大手メディアによって隠された情報を、英語という武器を使って、代替メディアから読み取ることのできる読解力こそ、いま最も求められている英語力と言うべきでしょう」

そうです。低周波音問題については既に何度も指摘していますが、やはり、多くの分野でも未だ日本では日本語になった情報しか「無い」と同じで政権に都合の悪い情報はネットで色々規制している中国と、レベル的には違うとは言え、本質は同じです。

せめて”英語鎖国”を何とかしたいモノですが、日常的に英語に接する機会が無く、英語の必要性を感じない「島国」としては、やはり、今思えば、ゼミの先生が言われていた、「日本は敗戦の時アメリカの一つの州になるべきだった」と言う主張が正しかったと思い出す日々です。

関係ページ:日本の「参照値」は世界一高いハードル

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