月の光、昨日は満月でした。
夕刻 雷と待ちに待った夕立を頂き少しの涼を感じられたでしょうか。
昨日は友人からの誘いを受け「冷泉家」の七夕行事、
「乞巧奠(きっこうてん)」に行って参りました。
薄暗い中執り行われる日本文化の伝承、日本人として何を大切に想わなければならないのか、
ふとそんなことを感じさせられる一時でした。(学習その1実際は蒸し暑く、暗く、殆ど何も見えません。でも人は考え方を変えれば何でも豊かに感じられるのです。)
実はこの乞巧奠は旧暦の7月7日七夕の日にするのが習わしらしいですが
今回はお彼岸に当ってしまい、一週間遅らせたということでした。
雅楽を聴き、和歌を聞き、天の川を見立てた白い布をはさみ両側に分かれた男女が装束を着て恋の歌を詠む、
なんと風情のあることでしょうか・・・・・
そして本来は満月ではなく半月の夜です。その半月を船に見立て天の川を渡り逢瀬を楽しむという話しですね。きれいです。
カササギが造った橋を渡るという話しもしてられた様ですが・・・果たして彦星さんはどちらを選んだのでしょうね。
私だったら、船が良いなぁ・・・・月の船に乗って迎えにきて!!
・・・・・
ええ・・長々と書きました。実は今日8月22日はドビュッシーの生誕151年ということをgoogleで知り、昨日の満月のことを思い出し、冷泉家のことを思い出し、七夕、恋人・・・・・いいなぁ・・・・・と、思う訳です、おばさんは。この写真は2年前に撮った違う場所のものです。m(_._)m 失礼しました。
最後にもう一度、冷泉家は凄い!!守るって凄い!!でした。