詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

ひずみ

2005年11月29日 | うたかた 2005 blue in blue
まなざしだけが
空を浮いているのだ
何も無い空に

それは部屋なのか
部屋外なのか

何も見えない黒い空間に
二つのまなざしだけが
漂って
降りてこない

だから決して
触れられない

まなざしは次元の違う異空に居るように
その存在を知らしめすだけで

きっと消えて
元居た異次元の部屋に帰って行くのだろう

想いに出来たひずみが
まなざしを見せた

こうしてわたしはたまに
永遠を一瞬に見ることがある

そのたびに言ってきかせる
わかっているよと


助けて。

2005年11月11日 | 個室より

イヤだ
もう

オチタクナイ
オチタクナイ

辛い

取って
全部
持ってって

何にも出来ない
全ての現実が

症状に結びつく

行って
消えて

煙草ばかりが増える
薬飲むのも朧

震える
心臓



全て

怖い
助けて。